2015 Fiscal Year Annual Research Report
看護学部生に対する分野横断的なエンドオブライフ教育プログラムの構築
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23593168
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Research Institution | The University of Shiga Prefecture |
Principal Investigator |
糸島 陽子 滋賀県立大学, 人間看護学部, 教授 (70390086)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奥津 文子 関西看護医療大学, 看護学部, 教授 (10314270)
前川 直美 京都学園大学, 健康医療学部 看護学科, 講師 (20352916)
大門 裕子 滋賀県立大学, 人間看護学部 人間看護学科, 助教 (90552638)
BECKER CARL.B 京都大学, こころの未来研究センター, 教授 (60243078)
荒川 千登世 滋賀県立大学, 人間看護学部 人間看護学科, 准教授 (10212614)
本田 可奈子 滋賀医科大学, 医学部 看護学科, 准教授 (60381919)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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Keywords | エンドオブライフケア / 教育プログラム / 教育評価 / 看護学部生 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は、『看護学部生に対する分野横断的なエンドオブライフ教育プログラムの構築』にむけて、教育プログラムの効果を検証する計画をしていた。 平成25年度卒業生へのインタビュー調査は、看取り件数を鑑み1年目の2月から2年目の6月に延期して、卒業後の看取りの状況、卒業後の本教育プログラムの活用状況などを調査した。卒業生の看取り経験は、1名から5名で、そのほとんどがサポートを受けながら実施していた。 教育プログラム内容では、「エンゼルメイク演習」は実際に体験していたのでイメージできたが、「看取りまでの身体的変化」についてもう少し詳しく学びたかったなどの希望がみられた。また、「コミュニケーション演習」は、全員が体験したものではなかったため、具体的に演習していきたいという意見が聞かれた。 教育プログラムの効果としては、看取り件数が少なく検証するところまでにはいかなかったが、卒業生のインタビュー調査から、「看取りまでの身体的変化」と「家族とのコミュニケーション」についての学習を強化する必要性がみられた。
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Research Products
(5 results)