2012 Fiscal Year Research-status Report
看護職の専門的自律性に影響を与える組織文化要因の検討
Project/Area Number |
23593186
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
志田 京子 順天堂大学, 保健看護学部, 准教授 (20581763)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
工藤 安史 北里大学, 医学部, 講師 (40552865)
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Keywords | 情動知能 / 倫理的風土 / 社会的望ましさ / 倫理的行動 / 看護師 |
Research Abstract |
昨年度に継続し、平成24年9月から12月にかけて二施設に勤務する研究対象者にアンケート調査(time2)を実施した。平成24年度の協力同意者は396名であったが、回収数は309名であった。24年度には、social desirablity scale に関しても質問を追加し、バイアスの程度も考慮にいれて検証できるようにした。 平成23年度分の集計結果をもとに、平成24年3月に第10回 Asian American/Pacific Nurses Association(Hawaii, Honolulu) にて「Affection of emotional intelligence to perceptions of ethical climate and phyical restraint use in acute care settings in Japan」としてポスター発表した。要旨は、身体拘束の必要性に対する認識および倫理的風土の好き嫌いに対して、情動知能の高さが身体拘束の必要性、倫理的風土の好き嫌いのすべてのサブカテゴリに影響することが統計的に示された。他に、いくつかのサブカテゴリにて経験年数、性別、学歴が影響することが検証された。平成25年度は平成23年度、24年度の結果を統合し、看護師の倫理的行動に影響を与える要因の分析と行動変容のための教育プログラムの開発に努めていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
3年間の計画として、再テスト法を用いる手法がほぼ順調に進行していること、初年度の研究結果報告を公表できていること、より順調に進展していると考える。サンプル数が当初の予定である400まで満たないため、今年度も協力可能な施設があれば積極的に依頼をしていく。
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Strategy for Future Research Activity |
平成23年度および24年度の結果分析、研究協力施設の開拓および論文まとめおよび投稿。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
研究関連文献の収集および報告書作成費、発表のための渡航費。
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Research Products
(2 results)