2011 Fiscal Year Research-status Report
外来化学療法を受けている高齢がん患者の療養生活支援システムの開発
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23593247
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Research Institution | Gifu College of Nursing |
Principal Investigator |
奥村 美奈子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (00233479)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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Keywords | 外来化学療法 / 高齢者 / 療養生活 |
Research Abstract |
高齢がん患者が安定して外来学療法を受けるための支援システム開発を目的とし、平成23年度は(1)外来化学療法を受けている高齢がん患者の療養生活の実状と援助ニーズ、(2)高齢がん患者であることを踏まえて看護職者が外来や相談部門で支援している内容、を明らかにするためのインタビュー調査を計画した。具体的に実施した内容は、患者および看護職者用のインタビューガイドの検討と作成、及び調査依頼をする医療機関並びにインタビュー対象者向けの依頼書類を作成し、平成23年9月に学内の倫理審査を受け承認を得た。 11月に本研究の調査予定医療機関である県内地域がん診療連携拠点病院の中の1か所に調査協力を依頼し、医療機関の研究倫理審査に向けて準備を行った。当初、先方との打ち合わせでは24年1月頃から面接調査が実施できる計画であったが、倫理審査開催日の変更等により承認は4月となった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
大学の研究倫理審査の承認は得ているが、調査を予定している医療機関の倫理審査日等の関係から当初の予定より承認が遅れたため。
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Strategy for Future Research Activity |
平成25年度中旬までに県内のがん診療連携拠点病院6カ所において(1)外来化学療法を受けている高齢がん患者の療養生活の実状と援助ニーズ、(2)高齢がん患者であることを踏まえて看護職者が外来や相談部門で支援している内容、を明らかにするためのインタビュー調査を実施する計画である。平成24年5月の段階で2医療機関の倫理審査を受け承認を得ており、3カ所目については5月22日に医療機関側より倫理審査結果の報告を受けることとなっている。また、残り3医療機関については、本年8月を目途に医療機関の倫理審査を受ける予定で進めている。 調査については、既に承認を得ている2か所については本年6月から(2)の看護職を対象とした面接調査を開始し、看護職の調査終了後、8月~9月を目途に(1)の患者を対象とした調査を実施する。また、3カ所目については承認を得次第、先行する2医療機関同様に調査を進めて行く。 8月に倫理審査予定の3医療機関については承認を得次第、10月から(2)看護師を対象とした面接調査を開始する予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
平成23年度助成金総額は1040000円、内訳は直接経費800000円、間接経費は240000円であり、直接経費351652円を繰り越した。繰り越した主な理由は、研究実績概要で示すように、調査協力を依頼した療機関の倫理審査の遅れによる。 平成24年度の助成金総額は650000円で、内訳は間接経費150000円、直接経費500000円となっており、直接経費については平成23年度繰越金が351652円であるため合計851652円となる。平成24年度は医療機関での調査と研究実施依頼を並行して進める予定である。そのため、助成金の直接経費は(1)調査依頼や面接実施に伴う交通費(調査予定:県内6施設調査45回分と研究依頼3か所分)と、成果発表等の交通費の計300000円、(2)調査協力者謝金および面接結果の整理・筆耕等のための人件費計300000円、(3)物品費(面接調査時に使用するレコーダ等)150000円、(4)文献複写・通信費等100000円に使用する計画である。
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