2012 Fiscal Year Research-status Report
造血幹細胞移植患者を支えたサポートと療養体験の意味づけに関する研究
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23593252
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Research Institution | Wakayama Medical University |
Principal Investigator |
山口 昌子 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 助教 (00554536)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 幸子 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 教授 (60285319)
辻 あさみ 和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 講師 (60310794)
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Keywords | 看護学 / 癌 / 造血幹細胞移植 / 語り |
Research Abstract |
本研究は、造血器がん患者が造血幹細胞移植を受け、その療養体験の経過の中で支えになったサポートや自らの療養体験をどのように意味づけしているかを明らかにすることを目的にしている。計画している具体的な研究項目は、①造血幹細胞移植患者がその療養体験の経過の中で患者自らを支えたサポート(支えられたと感じる出来事・人・物・情報)が何であったかを明らかにする。②患者は自らの療養体験をどのように意味づけしているのかを明らかにする。③以上のことから、具体的で実現可能な看護支援の検討を行う。④患者が療養体験の経過から自分なりの意味を見出していくことが、その後の患者にどのような影響があるのかを検討することである。 本研究は、インタビュー調査によって患者自らの語りからその主観的体験を質的帰納的に分析することを目指す。研究2年目になる平成24年度は,以下の3点に取り組んだ。 (1)インタビュー調査の実施:初年度に作成したインタビューガイドを用いて,承諾が得られた研究参加者5名にインタビュー調査を実施した。 (2)インタビュー内容の分析・考察:インタビュー内容から逐語録データを作成し、データの個別分析を行った。先行文献の検討と照らし合わせての考察を進めた。 (3)学会発表:現時点での個別分析で得られた結果を本研究成果の一部として学会発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
インタビュー調査の実施、データの分析が計画通り進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き研究参加者の承諾を得て,インタビュー調査を進める。データの全体分析に着手し,先行文献の検討に照らし合わせての考察を行う。成果発表を行っていく。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
成果発表にかかる学会参加費と旅費、データー入力・集計の補助者への謝金
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Research Products
(1 results)