2012 Fiscal Year Research-status Report
集中治療下にある患者の苦痛を緩和し自らの回復を支援するケアモデルの開発
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23593264
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
高島 尚美 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (00299843)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村田 洋章 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (10581150)
北 素子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (80349779)
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Keywords | 急性・重症患者 / 集中治療 / ストレス / せん妄 |
Research Abstract |
以下の3テーマを設定し、すべて倫理委員会の承認を得て、研究実施中であり並行してデータ収集および分析をすすめている。 ①集中治療室入室患者のストレスの経験と影響因子の検討:昨年度日本語訳をした日本語版stress experience questionnaire(以下SEQ)を用いて、ICU入室患者への面接法による聞き取り調査を実施中である。現在50例が終了しデータ入力をすすめている。自由回答も求め、人工呼吸器装着患者のストレス経験の内容および影響因子を分析して、その特徴を明らかにする予定である。 ②CAM-ICUの妥当性の検証:精神科医師と臨床看護師、CAM-ICUの専門家と臨床看護師の判断の一致率測定およびツール使用に関する評価を分析し、一部を学会発表する予定である。 ③せん妄とQOLおよびストレス対処能力との関連の検討:心臓外科手術を受けた患者を対象にデータ収集をすすめている。 また、米国におけるICUのケア状況を視察するためにピッツバーグ大学での研修を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
集中治療下にある患者のストレス経験を定量的かつ定性的にデータ収集している最中であるが、患者への負担への配慮が必要であるため思うようにすすめることができない。また研究協力施設のICUの移転があり協力が得られていないためデータ収集が困難である。
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Strategy for Future Research Activity |
集中治療下にある患者のストレス経験調査は調査施設の増加を検討する。研究推進のための看護部との連携は図ることができており、研究チームで課題発見と解決を行っている。リサーチカンファレンスを開催するなどしてデータ収集と並行して、ICUにおける患者理解やケアの可視化のための検討にも取り組みたい。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
人件費・謝金は、データ入力と分析で使用予定である。物品費は、統計ソフトを購入予定である。
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Research Products
(9 results)