2011 Fiscal Year Research-status Report
児童思春期肥満改善を目指した自己健康管理力育成健康学習支援プログラムの開発
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23593332
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Research Institution | Gunma University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
西山 智春 群馬医療福祉大学, 看護学部, 教授 (00299835)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
櫻井 美和 群馬医療福祉大学, 看護学部, 准教授 (10404922)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | 思春期肥満 / 肥満改善 / 自己健康管理力育成プログラム / ライフスキル |
Research Abstract |
本研究は、新たな支援の方向性として、肥満児童の長期自己管理困難とういう課題を解決すべく、自己健康管理力とライフスキル育成をめざした肥満改善するための包括的健康支援プログラム開発し、その有効性と活用法の確立を目的として、下記の成果を得た(平成23年度)。1.思春期児童の肥満改善のための健康管理行動育成プログラム開発に関する検討(1)思春期児童の肥満改善のための健康管理行動育成プログラムを試作し、これを参加群(介入群)に実施し、事前・事後・3ヵ月、6ヵ月、1年後の結果を対照群と比較するパイロットスタディを実施した結果、健康信念、体重健康管理自己効力感、ライフスキル(ストレスマネジメント自己効力感)、それらを促進する親の健康行動育成の向上の必要性が確認された。(2)小数例であるが、上述の思春期児童の肥満改善のための健康管理行動育成プログラムによるパイロットスタディによる内容を再検討し、プログラム修正案を作成した。今後、肥満児童とその親を対象とした大規模な効果検証を予定している(平成24年度~25年度の研究課題である)。2.平成24年度「修正プログラム」実施・効果検証に向けた準備 思春期児童の肥満改善のための健康管理行動育成プログラムの実施及び効果検証の準備として、(1)肥満児童用のプログラム及びその親を対象したプログラムを作成、(2)プログラム実施計画の作成、(3)研究備品・消耗品等の購入をした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成23年度において研究計画どおり推進でき、一定の研究成果を得ることができた。 また、平成24年度実施に向けた準備を整えることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
1.思春期児童の肥満改善のための健康管理行動育成プログラム開発のための効果検証(1)対象者(研究同意の得られる肥満児童とその親)の募集(公募)、(2)質問紙調査票の作成、(3)研究成果の分析、(4)研究協力者との連携2.プログラム開発に係る研修、学会参加
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
1.思春期児童の肥満改善のための健康管理行動育成プログラム開発のための効果検証に係る費用 (1)対象者募集に係る費用、(2)質問紙調査に係る費用、(3)プログラム実施に係る費用 (4)量的分析及び質的分析に係る費用、(5)研究協力者への謝金2.プログラム開発に係る研修、学会参加等に係る費用
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