2014 Fiscal Year Research-status Report
排便障害児のエンパワーメント看護ケアプログラム構築のためのアクションリサーチ
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23593340
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
西田 みゆき 順天堂大学, 医療看護学部, 准教授 (00352691)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
込山 洋美 順天堂大学, 医療看護学部, 講師 (90298224)
山高 篤行 順天堂大学, 医学部, 教授 (40200703)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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Keywords | 排便障害 / 小児外科看護 / 外来看護 / アクションリサーチ |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度の計画としては、看護管理者の提案により、研究者が看護モデルとなり小児看護外来看護師の気づきを明確にすることを目的として研究を進めた。つまり、研究者が実施している排便看護外来において小児看護モデルから学ぶ看護師の気づきを研究テーマとした。方法として、対象は首都圏の大学病院における小児外来に関わる看護師5-8名とした。データ収集方法は、①研究者の行う排便看護外来に同席してもらう②同席後、看護師が感じたこと、学んだことについて半構成的面接を行うであった。データ分析は、面接内容を逐語録としてデータとし、排便看護外来を見学したことで、気づいたこと感じたことや意識の変化について抽出し、同様の意味のあるものをまとめてカテゴリー化するということであった。 結果としては、現在、4名の面接が終了しており分析中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
フィールド内での人事異動や退職により、対象者の選定が困難を極めている。また、そのことから外来看護業務が多忙と無り、見学をする時間の確保も難しいため、時間を要している。
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Strategy for Future Research Activity |
目標人数まで対象者を増やすことで、アクションリサーチの本来の目的である当事者、研究者の気づきから、行動の変化につなげるために、時間をかけてでも計画を遂行できるようにしていく。また、同時に分析を行い、フィールドにフィードバックできるようにする。
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Causes of Carryover |
データ収集が遅延していることと分析に時間を要するためである。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
データの整理のための文具購入と考察を深めるための書籍の購入となる。
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