2013 Fiscal Year Annual Research Report
働く人々のバーンアウトと循環器疾患リスクに関する縦断研究
Project/Area Number |
23593416
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
北岡 和代 金沢大学, 保健学系, 教授 (60326080)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森河 裕子 金沢医科大学, 看護学部, 教授 (20210156)
中川 秀昭 金沢医科大学, 医学部, 教授 (00097437)
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Keywords | バーンアウト / 循環器疾患リスク / 縦断研究 |
Research Abstract |
<研究の目的> 目的1:バーンアウトが循環器疾患のリスク要因であるか、両者の因果関係を追跡する。目的2:対象を増やし、職種の異なる職業人において、女性の職業人において、バーンアウトと循環器疾患との因果関係を見る。目的3:追跡期間を10年間と見込んでいるが、まずは4年間の追跡を行い、因果関係を見る。 <研究実施計画と実績の概要> 平成25年度は本研究の最終年であり、データ解析に基づいた成果発表の年の予定であった。前年度の実施状況報告書において述べたとおり、メンタルヘルス調査の実施が対象企業の事情によりずれ込んだ。それにより、その後の調査結果の個人返却、エンドポイントの全データの収集、データ解析等もずれ込んだ。また、調査結果の個人返却後、対象企業への調査結果報告(経営側、安全衛生委員会、希望部署)とともに、希望部署に対して社員のバーンアウト予防のために研修を開催してほしいとの要請があり、研修会を開いた。それらに多くの時間とエネルギーが必要となった。しかし、それらの機会をすべて研究成果の社会への具体的な貢献と位置づけて行った。最終的には、年度末までには全計画が執行できた。 その他、計画にあった学会発表については、国内学会1件(第86回日本産業衛生学会)、国際学会1件(The 19th International Network for Psychiatric Nursing Research Conference)行った。また、計画にあった研究論文の作成と投稿については、和文誌(経営行動科学)に投稿し、受理された。さらに、本研究の成果の一部として英論文の作成を完了したので、投稿(Burnout Research)予定である。
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Research Products
(4 results)