2011 Fiscal Year Annual Research Report
認知症高齢者の地域における早期在宅介護支援プログラムの開発
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23593496
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Research Institution | Research Institute, International Medical Center of Japan |
Principal Investigator |
宮本 美佐 国立国際医療研究センター, 基礎看護学, 講師 (20312895)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
戸村 成男 浦和大学, 総合福祉学部, 教授 (60100955)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2012-03-31
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Keywords | 認知症 / 高齢者 / 在宅介護 / 早期支援 |
Research Abstract |
1.目的 認知症高齢者の在宅介護者への地域における早期支援について、必要とされる支援方法を明らかにすることを目的とした。初年度として先行研究のレビュー、質問項目の設定、予備調査を行った。 2.質問項目の設定 内外の先行研究から、認知症高齢者の早期在宅介護に必要とされる支援サービスを検討した。先行研究では「情報提供」「具体的なアドバイス」「レスパイトケア」「家事援助」「移動手段」等が支援サービスとしてあげられていた。次に、行政資料や関係機関への聞き取り調査を通して、調査対象地域の認知症介護に関する支援体制と利用可能な支援サービスのリストアップを行った。さらに、認知症の在宅支援に関わっている専門職者との意見交換を行い、認知症高齢者の在宅介護で必要とされる支援サービス項目を検討し、選定した。 3.予備調査 選定した支援サービスを基に、インタビューガイドを作成し予備調査を行った。予備調査の結果から介護者に必要とされている支援サービスとして、「緊急時の対応」「見守りサービス」「レスパイトケア」「通院などへの移動サービス」「相談サービス」「近隣のもの忘れ外来」「認知症に対応したデイサービス」等があがった。また介護者は、特に「緊急時の対応」「火の始末」「徘徊」に対して不安を感じ、対応の必要性を感じていた。 4.今後の方向性 予備調査の結果を基に、地域での認知症介護者へ必要な支援内容や項目、相互の関連性について本調査を行う。
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