2013 Fiscal Year Research-status Report
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23614028
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
西村 幸子 同志社大学, 商学部, 准教授 (30454482)
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Keywords | 観光旅行 / ヘビーリピーター / 質的研究 |
Research Abstract |
本研究は、長年にわたって観光旅行を好んで頻繁に行う人々(いわゆるヘビーリピーター)を対象としてデプスインタビュー(深層面接法)による質的調査を実施し、彼らが継続的に積極的な旅行行動を行う背景やこれまでに影響を受けてきた要因について探索し、仮説構築することを目的としている。その成果によって旅行市場において重要なこのセグメントに対する理解の向上に資するとともに、観光行動研究における知見の体系化と理論構築に寄与することを目指すものである。 本研究課題においては、研究が進展するにつれて、様々な属性からみて適切と思われるインタビュー対象者を探し出すことが困難であることがわかってきた。結果として、平成25年度においては、ほとんどインタビューを実施することができなかったため、補助事業期間を平成26年度まで延長することとした。 一方で、観光旅行のヘビーリピーターという研究対象の理解につなげることを念頭に置いて、観光行動の意思決定に関してこれまでに刊行されてきた諸モデルの検討を文献に基づいて行った。現在、その成果を論文としてまとめる作業を行っているところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
補助事業期間は平成23年度~25年度であったが、【研究実績の概要】欄に記入したとおり、平成26年度まで期間を延長しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度においては、適切と思われるインタビュー対象者を探し出す手段をより多様化することによって、デプスインタビューの実施とその内容の分析を進める。また、適切と思われるインタビュー対象者を探し出すことが困難であること自体から明らかになる知見の考察も進める。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
補助事業期間を当初予定の平成25年度までから平成26年度までに延長することとしたため。 適切なインタビュー対象者を募り、謝金および旅費を支出する。分析に必要なパソコンやソフトウエアの購入のために物品費を支出する。各地の研究者を訪れて分析内容の妥当性などについて討議するために旅費を支出する。
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