2013 Fiscal Year Research-status Report
スポーツ指導力を支える「動きのコツ」に関するデータベースの試作
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23650375
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Research Institution | National Institute of Fitness and Sports in Kanoya |
Principal Investigator |
金高 宏文 鹿屋体育大学, スポーツ・武道実践科学系, 教授 (40214928)
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Keywords | ネットワーク / 動感 / 初級者 / 技術習得 / カン / コツ |
Research Abstract |
本研究は,初心者や初級者が必要とする「動きのコツ」を明らかにするために,体育専攻学生から各種スポーツの「動きのコツ」情報を収集し,「動きのコツ」に関するデータベースを構築するものである. 研究最終年度の当該年度は,「動きのコツ」の情報収集(課題1)と情報データベースのインターネット上での運用(課題3)を目指した. (課題1)の「動きのコツ」に関する情報収集は,平成24年度に引き続き多くのスポーツ種目の情報を効率よく集め,研究開始から3年間で約600件となった.しかし,被験者の肖像権の確認や3Dモーションキャプチャーによるアニメーション化がうまくいかず,インターネット上の公開への準備が進まなかった.さらに,データベース化の試作ソフトの不具合の修正に手間取り,(課題3)のデータベースの業者への発注,インターネット上での公開・運用と至らなかった. また,これらの作業の遅延には5+9月まで研究代表者の体調不良や大学業務により思うような研究活動が行えないことも影響した. そのようなことから,研究を1年延長し,平成26年度で完遂することとした.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
「動きのコツ」に関する基礎的情報は,3年間で約600件となった.しかし,被験者の肖像権の確認や3Dモーションキャプチャーによるアニメーション化がうまくいかなかった.さらに,データベース化の試作ソフトの不具合の修正に手間取り,データベースの業者への発注と至らなかった.また,これらの作業の遅延には研究代表者の5+9月まで体調不良や大学業務により思うような研究活動が行えないことも影響した.
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Strategy for Future Research Activity |
平成25年度野予定であった15名程のインタビュー調査の実施とそれらの資料の整理を行う.そして,平成25年度できなかった「動きのコツ」のデータベースの構築及び運用,学会発表,論文投稿をする.
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
「動きのコツ」に関する基礎的情報は,3年間で約600件となった.しかし,被験者の肖像権の確認や3Dモーションキャプチャーによるアニメーション化がうまくいかなかった.さらに,データベース化の試作ソフトの不具合の修正に手間取り,データベースの業者への発注と至らなかった.また,これらの作業の遅延には研究代表者の5+9月まで体調不良や大学業務により思うような研究活動が行えないことも影響した. 平成25年度予定であった15名ほどの被験者謝金とその資料整理費,「動きのコツ」のデータベースの構築費及び運用,さらに学会発表,論文投稿費で使用する予定である.
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