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2014 Fiscal Year Annual Research Report

美術家インタビューのデジタル・アーカイブ化による戦後日本美術史の方法論的刷新

Research Project

Project/Area Number 23652021
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

OSAWA Kei  東京大学, 総合研究博物館, 特任研究員 (80571231)

Project Period (FY) 2011-04-28 – 2015-03-31
Keywordsインタビュー / デジタル・アーカイブ / 戦後日本美術
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、戦後日本美術に関する事実検証を深め、現代美術史において「オーラル・ヒストリー」の方法論を実施し、マルチメディアによる一般公開を目指した。
戦後日本を代表する美術家の仕事と歴史的立場を分析し、彼らが形成した「運動」や「団体」を中心に美術界における交流を再評価するにあたって、「インタビュー」という方法を導入した。当時の主要人物の証言を収録する必要性が差し迫るなか、戦後日本美術史に役立つ新たな事実検証を行った。また、現代美術史の方法論において、近年発展した「オーラル・ヒストリー」の実施方法を新たに検討し、ビデオを中心とした収録および一般公開の方法を試みた。
しかし技術的な負担が主な原因でインターネット上公開用のシステム開発が遅れているため、個々のインタビューの一般公開は秋になる。
また三回に亘って、調査の方法論と進行について国内外で中間報告した:「動作とフィルム:戦後日本におけるパフォーマンスの記録について」(2011年12月9日、仏パリ日本文化会館)、「現代における戦後日本のパフォーマンス:美術館での記録保存と再演出をめぐって」(2012年10月13日、早稲田大学)、「戦後日本のパフォーマンスにおける行為・痕跡・再現」(2013年6月21日、仏セルジー国立高等美術学校)。

URL: 

Published: 2016-06-01  

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