2011 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
23652109
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷本 公重 香川大学, 医学部, 教授 (10314923)
RINNERT Carol 広島市立大学, 国際学部, 教授 (20195390)
芝田 征二 秀明大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (80142579)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2013-03-31
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Keywords | ネイティブチェック / 思考発話法 / 再生刺法インタビュー / 深層インタビュー / 英文抄録 |
Research Abstract |
本研究の対象は医学・工学関連論文校正において豊富な経験を持つ英語教員.彼らが,論文校正に用いるストラテジーをediting task (校正タスク),think-aloud editing task(思考発話法校正タスク),stimulated recall session,(再生刺法セッション),in-depth interview(深層インタビュー)により明らかにしていく.その結果を校正経験が乏しい英語教員及び医療従事者のデータと比較し,効果的な論文校正ストラテジー,特に語彙結束性表現,冠詞使用,使用単語,ミスの識別について解明する.本研究結果は,論文作成過程における問題解決に対し具体的な示唆や手技を与えることになる.校正者の立場から見て,重要でない英語の問題点(non-native usagesなど),重要である問題点も明らかにする.最終的に,本研究では日本人研究者の英語論文の質を高め,日本の研究者及び研究機関の国際的知名度を高めることを目的とする.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
Editing task phaseのデータ収集及び分析は予定より早く終了し,in-depth interviewsのデータ収集及び分析もほぼ終了したが,think-aloud editing task phase + stimulated recall sessions は予定より少々遅れている.途中でやめた参加者がいましたので,データ収集及び分析は現在進んでいる.
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Strategy for Future Research Activity |
英文抄録のthink-aloud editing task及びstimulated recall sessionを実施する.その後,現在作成最中のcoding schemeのreliability checkを行い,データを分析し,結果を発表する.
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
上記の実施するにあたり,謝金およびインタビュー実施による旅費が必要となる.さらにデータの保存のため,ハードディスクを購入する予定.また,研究結果がまとまり次第,国内および海外の学会発表をする旅費・参加費が必要である.
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Research Products
(3 results)