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2011 Fiscal Year Research-status Report

地域的視点導入によるウルドゥー語・ヒンディー語文法教育の改善に関する研究

Research Project

Project/Area Number 23652138
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

松村 耕光  大阪大学, 世界言語研究センター, 教授 (60157352)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 西岡 美樹  大阪大学, 世界言語研究センター, 講師 (30452478)
Project Period (FY) 2011-04-28 – 2014-03-31
Keywords国際情報交流 / ウルドゥー語 / ヒンディー語 / 文法教育 / 外国語教育 / 地域差 / 形態論 / インド
Research Abstract

研究代表者、松村耕光は、イギリスに出張し、ロンドンのブリティッシュ・ライブラリーにおいて、本科研の研究―地域的視点導入によるウルドゥー語・ヒンディー語文法教育の改善に関する研究―に関する諸問題の現状を総合的に把握するとともに、諸問題を歴史的に検討し、文法規範意識の成立およびその形成過程を跡付けるために、19世紀以降に出版されたウルドゥー語やヒンディー語の文法書、学習書、辞書の内容調査を行った。また、現在入手可能な、ウルドゥー語、ヒンディー語の主要な文法書、学習書、辞書の収集を行い、現在、それらの内容を研究している。イギリスでは、ロンドン大学アジア・アフリカ学院のウルドゥー語、ヒンディー語教員と面談し、本科研の研究課題について意見交換も行った。 研究分担者、西岡美樹は、インドに出張し、パトナのIndian Institute of Technology Patna (IIT Patna) において、ヒンディー語の地域的特性に関するアンケート調査を実施する準備―ヒンディー語母語話者インフォーマント(特に東部ヒンディー語話者)の選出―を行った。バナーラスのBanaras Hindu Universityにおいては、ヒンディー語の文法教育に関する講演を行い、同大学の言語学科院生を対象に、ヒンディー語文法の地域的特性に関するアンケート調査を行った。デリーのUniversity of Delhiでは社会学部東洋学科の全面的な協力を得て、同学部の学部生、大学院生にアンケート調査への協力を依頼した。また、パトナ、バナーラス、デリーの各研究機関において、ヒンディー語研究者と面談し、本科研の研究課題について意見交換を行った。現在、現時点における研究成果を国際会議において発表すべく、インドで行ったアンケート調査の結果を分析中である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

研究代表者、松村耕光は、ウルドゥー語の地域的特性の現状を把握するために、近現代ウルドゥー語の文法書を研究した。また、面談やメール等の通信によってウルドゥー語話者、ウルドゥー語研究者からウルドゥー語の地域的特性の現状に関する情報を収集するとともに、現地調査実施の準備を行った。 研究分担者、西岡美樹は、ヒンディー語の地域的特性の現状を把握するために、近現代ヒンディー語の文法書を研究した。また、現地インドに出張し、ヒンディー語話者、ヒンディー語研究者からヒンディー語の地域的特性の現状に関する情報を収集するとともに、現地調査の条件が整った場所においては、ヒンディー語文法の地域的特性に関するアンケート調査を実施した。

Strategy for Future Research Activity

研究代表者、松村耕光は、ウルドゥー語の地域的特性の形成過程を把握するために、さらにウルドゥー語の文法書を研究する。また、インドに出張して、ウルドゥー語話者からウルドゥー語の地域的特性に関する情報を収集するとともに、ウルドゥー語文法の地域的特性に関するアンケート調査を行う。 研究分担者、西岡美樹は、ヒンディー語の地域的特性の形成過程を把握するために、引き続きヒンディー語の文法書を研究するとともに、インドに出張して、ヒンディー語話者からヒンディー語の地域的特性に関する情報をさらに収集するとともに、ヒンディー語文法の地域的特性に関するアンケート調査を実施する。 両者は、ウルドゥー語、ヒンディー語文法の地域的特性に関して得られた情報の分析を進め、年度末に情報の交換を行う。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

研究代表者、松村耕光は、インドのウルドゥー語地域において、本科研の研究課題に関する現地調査―ウルドゥー語話者、ウルドゥー語研究者からの情報収集およびウルドゥー語文法の地域的特性に関するアンケート調査―を行うので、出張費が必要である。 研究分担者、西岡美樹は、インドのヒンディー語地域において、本科研の研究課題に関する現地調査―ヒンディー語話者、ヒンディー語研究者からの情報収集およびヒンディー語文法の地域的特性に関するアンケート調査―を行うので、出張費が必要である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2011

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] Some Problems of the Agreement in Standard Hindi and Urdu2011

    • Author(s)
      Miki NISHIOKA
    • Organizer
      Banaras Hindu University(招待講演)
    • Place of Presentation
      Banaras Hindu University (India)
    • Year and Date
      December 29, 2011

URL: 

Published: 2013-07-10  

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