2013 Fiscal Year Research-status Report
英語eラーニングでの自律的学習につながる学習履歴データの提示に関する研究
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23652142
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Research Institution | Hiroshima City University |
Principal Investigator |
青木 信之 広島市立大学, 国際学部, 教授 (80202472)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 智恵 広島市立大学, 国際学部, 教授 (80275396)
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Keywords | eラーニング / 英語学習 / 自律的学習 / 学習履歴データ |
Research Abstract |
まず、平成24年度に実施できなかった質的調査を実施するとともに、学習履歴データ提示の観点と学習者側の観点から、学習履歴データと学習者の反省的行動や自律的学習との関係を調査した。それにより、どのような学習履歴データを、誰に対して、どのような形で、どのようなタイミングで、どこに提示することが有効なのかについてのヒントを得、それにもとづいてプログラムとLMSの改良を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
平成24年度に積み残した質的調査を実施しなければならなかったことで、25年度のスケジュールが非常にタイトになってしまった。また、平成25年4月に研究代表者が所属機関の学長に就任し、公務に忙殺されたことから、改良した学習プログラムとLMSを利用した実際の英語授業での再試行とデータ分析を行うことができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
改良を施した学習プログラムとLMSを、実際のeラーニング英語授業で再試行し、これまでの結果と比較分析を行うことで、その有効性を再検証するとともに、学習履歴データの提示と自律的学習の関係について、学習者の属性による内的処理の違いも含めた上で、より大きな知見を得る。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
研究代表者が所属機関の理事長・学長に就任したことにより多忙になり、予定していた再試行実験を実施することができなかっため、インフォーマントへの調査やデータ分析を行えなかったため。 平成26年度の主な使途は、インフォーマントへの調査協力への謝金、データ入力・整理補助への謝金、eラーニングシステムへの追加的改良委託費、国際学会での発表にかかる旅費である。
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Research Products
(4 results)