2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23653072
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Research Institution | Toyohashi University of Technology |
Principal Investigator |
渋澤 博幸 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70291416)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮田 讓 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20190796)
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Keywords | 自動車産業 / 経済モデル / 経済効果 / シミュレーション / 技術革新 |
Research Abstract |
本研究では,次世代型自動車の出現がもたらす経済効果を計測するための手法の開発を行い,我が国及びアジア地域を対象として,従来型自動車から次世代型自動車への生産シフトがもたらす経済効果を明らかにする.次世代型自動車の生産技術情報を収集し,次世代の自動車産業の技術構造を特定化する.自動車産業における技術革新を具体化した地域間産業連関表を用いて,様々な地域レベル(全国,多地域間,多国間)における,次世代型自動車の生産と利用の拡大,技術移転や技術伝播拡散がもたらす経済効果を計測する. 本年度は以下の内容について研究を実施した. (a)国際自動車産業,多地域間産業連関モデル,科学技術政策,次世代型自動車,環境技術,数理経済モデルに関する既存文献,資料の整理を行った.(b)海外における自動車産業と技術構造,次世代型自動車の開発状況に関する調査を行った.(c)チェネリー・モーゼス型47都道府県間産業連関表の部門構成とハイブリット自動車と電気自動車の技術構造の特定化を行った.(d)我が国47都道府県レベルの次世代型自動車出現による経済波及効果の計測を行った.(e)主に中国と日本を対象にして国際レベルにおける次世代型自動車の技術移転の経済効果の計測を行った.(f)次世代型自動車の普及による石油から電気へのエネルギーシフトがもたらす環境負荷や資源への影響を検討した.(g)次世代型自動車産業と環境負荷を考慮した市レベルの応用一般均衡モデルの開発を行った.(h)技術伝播拡散効果を考慮した応用一般均衡モデルの開発を行った.次世代自動車の生産と利用の拡大が我が国の産業に与える影響や,自動車産業における技術革新がもたらす経済的な影響を明らかにした.
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Research Products
(8 results)