2012 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
23653102
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Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
東邦 仁虎 東京理科大学, 経営学部, 教授 (60156560)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木暮 祐一 青森公立大学, 経営経済学部, 准教授 (20565303)
工藤 秀雄 東京理科大学, 経営学部, 助教 (10579767)
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Keywords | 事実解明研究 / 理論構築研究 / 国際研究者交流 |
Research Abstract |
昨年度に引き続き、一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラムの協力を得て収集したスマートフォン・フィーチャフォンユーザーを対象としたアンケート調査データをベースに分析を行った。分析結果から論文執筆を行い、「モバイル・プラットフォーム間で、ユーザの利用特性にはどのような違いがあるか」とのリサーチ・クエスチョンから議論した結果、ユーザ特性は(1)機能性向,(2)アプリ性向,(3)利便性,(4)希求性,(5)支払方法に分かれることを明らかにした。結果は日本情報経営学会、モバイル学会等の学会で報告を行った。 また、2012年2月末~3月上旬にかけて、海外の著名なモバイル研究者を東京理科大学へ招集し、(1)学術報告会、(2)一般ビジネスマン向けフォーラム、(3)今後の協力調査打ち合わせを行った。招集したのはテンプル大学Youngjin Yoo教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのCarsten Sorensen教授、ソウル大学のJoongHo Ahn教授、 シャルマー工科大学のOla Henfridsson教授、サザン・カリフォルニア大学のElizabeth Fife博士である。 これら教授陣と学術報告会、研究打ち合わせを経て、平成25年度に創成社より、研究代表者が編著の下、著書を出版予定である。そのため、平成24年度には上記の教授ら他、国内のモバイル研究者、実務家に執筆依頼し、先端的なモバイル研究書を編纂した。このうち、海外研究者の論文は研究代表者、研究分担者が協力し、翻訳を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ユーザー調査を実施し、研究成果として学会発表を行い、同時に査読論文を成果としてあげているため。出版社と協議し、研究成果をまとめた著書が平成25年度にほぼ出版確実なため。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、モバイルユーザーに対する新たなユーザー調査が実施済みであり、今後、それを元に研究・分析・論文執筆する予定である。また、研究書の出版も予定している。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
海外研究者との協力の下、著書を編著中であるが、英語論文は日本語に翻訳する必要があるため、翻訳の謝金を使用する予定である。また、研究成果を英文ジャーナルに投稿する際、添削が必要であり、添削業者に依頼予定である。
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Research Products
(2 results)