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2013 Fiscal Year Annual Research Report

教員のストレスとキャリア発達に対するコンサルテーションシステムの開発

Research Project

Project/Area Number 23653249
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

増田 健太郎  九州大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (70389229)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松崎 佳子  九州大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (30404049)
大場 信恵  九州大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (00403931)
生田 淳一  福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (70412450)
友清 由希子  福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (20363294)
黒川 光流  富山大学, 人文学部, 准教授 (40325543)
Keywordsコンサル-テーション / ストレスチェック / キャリア別研修会
Research Abstract

本研究では、「教員のストレスとキャリア発達についての診断ツールの開発」と「ツールによる診断結果を利用したコンサルテーションシステムの開発」を行うことを目的とした。教職員のコンサルテーションを行う場合、ストレスにおいては、同じで質問紙でコンサルテーションは可能であるが、職位によって職務が異なるため、そのニーズが異なる。 管理職対象には、ストレスチェック票を用いること、また、学校の状況・ニーズに応じて、コンサルテーションを行った。教職員の関係性といじめ問題の解決、学力向上が課題であることが明らかになった。そこで、管理職向けには、ストレスマネジメントの研修会を行うと共に、その後に各学校に応じたコンサルテーションを行った。その結果、いじめ問題の対応や教職員のストレス軽減のために何が必要なのかのが明らかになった。
学級担任は、学級経営の悩みといじめの対応、授業力向上のニーズが高かった。そこで、学級経営については、既存の学級満足度尺度であるQUアンケートを行うとともに、筆者らで開発した小学生版ストレスアンケートの結果の分析をもとに、研修会を開き、学級経営のポイント、気になる児童生徒の支援・指導の方法など学校経営上のコンサルテーションをおこなった。
5小学校・1中学校で、アクションリサーチの方法で、筆者らがコンサルタントととして経年で関わったが、そのうち2校は、自校で、アンケート分析をもとに、研修会を開き、学級経営改善、授業改善の方略を考えられるまでになった。
学校別・キャリア別での研修会を継続的に行い、また、同じツールを使用することによって、学校の自立性が高まり、コンサルテーションが有効であることが示唆された。

  • Research Products

    (3 results)

All 2014 2013

All Journal Article (2 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 教員のストレスとキャリア発達に対するコンサルテーション2014

    • Author(s)
      増田健太郎 生田淳一
    • Journal Title

      九州教育経営学会研究紀要

      Volume: 20 Pages: 12-24

    • Peer Reviewed
  • [Journal Article] フィンランドにおける教育方法と教員養成の研究2013

    • Author(s)
      増田健太郎
    • Journal Title

      教育経営学研究第16号

      Volume: 16 Pages: 9-17

  • [Presentation] 教職員のストレスとコンサルテーション2013

    • Author(s)
      増田健太郎・生田淳一・黒川光流・友清由希子
    • Organizer
      日本教育心理学会
    • Place of Presentation
      法政大学
    • Year and Date
      20130818-20130818

URL: 

Published: 2015-05-28  

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