2012 Fiscal Year Annual Research Report
人工遺伝子(codon改変機能ドメイン重合分子)を発現するブタの作出
Project/Area Number |
23659612
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
宮川 周士 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (90273648)
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Keywords | 遺伝子構築 / nsulin promoter / C1-INH / Thrombomodulin / DAF / MCP / 胚移植試験 / 顕微授精 |
Research Abstract |
<マウスでの発現>旧来のpCPI/CTDMAおよびpCX/HLA-EをマウスにTGし、それぞれ4匹、2匹のlineを得た。内、2匹,1匹の発現を生後8週令でRT-PCRで解析した(膵臓での発現を1とした)。 *CTDM#1:腦(5.41)、心(0.19)、肺(1.17)、胸腺(0.30)、肝(0.06)、腎(0.13)、腸(0.39)、脾(1.61)、膵(1)*CTDM#2:心(2.45)、肺(7.29)、胸腺(9.25)、肝(0.03)、腎(0.71)、脾(14.25)、膵(1) *HLA-E:腦(2.75)、心(70.71)、肺(15.48)、胸腺(0.17)、肝(0.36)、腎(1.28)、腸(0.30)、脾(2.81)、筋(12.86)、膵(1)であった。 両方のpromoterで膵臓での発現を確かめたが、pCPIの方が相対的に高発現と考えられた 新規に遺伝子構築を作製した。* pCPI(pig insulin promoter + CMV enhancer)/NCTDM : C1-INH - Thrombomodulin - DAF - MCP ---昨年のCTDMを改良した。さらに、NK細胞制御 pCAGGS/HLA-Ev(147)-2A-hβ2m <N-HLA-E>:IRESをやめ2Aで繋いだ。 <ブタでの発現>NCTDMおよびHLA-Ev遺伝子両者ともに、1.25ng/μlでは2.5ng/μlに比してより高い胚盤胞形成率が得られる傾向であった。一方、胚盤胞の遺伝子導入効率については、両区に差は見られなかった。 胚移植試験には、発生率が高い傾向であった1.25ng/μlのDNA濃度を採用した。NCTDM遺伝子およびHLA-Ev遺伝子を導入した顕微授精胚、それぞれ 69個および79個を2頭のレシピエントブタに移植した。しかし、TG-ブタは得られなかった。
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[Journal Article] A cloning of cytidine monophospho-N-acetylneuraminic acid hydroxylase from porcine endothelial cells.2012
Author(s)
Ikeda K, Yamamoto A, Nanjo A, Inuinaka C, Takama Y, Ueno T, Fukuzawa M, Nakano K, Matsunari H, Nagashima H, Miyagawa S
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Journal Title
Transplant Proc
Volume: 44
Pages: 1136-8
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