2011 Fiscal Year Research-status Report
マルチモダリティ画像融合疑似触覚手術シミュレーションとナビゲーション装置の開発
Project/Area Number |
23659679
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Research Institution | Asahikawa Medical College |
Principal Investigator |
鎌田 恭輔 旭川医科大学, 医学部, 教授 (80372374)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2013-03-31
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Keywords | ニューロナビゲーション / 脳機能 / Tractography / バーチャルリアリティ |
Research Abstract |
大学病院の1.5T MRIと医局内データ受信DICOMサーバーと接続した。MRI室には視覚、聴覚刺激装置を設置して、認知課題提示、機能MRIの撮像を可能とした。また、60軸以上の拡散強調磁場パルスを印加してDiffusion tensor imaging(DTI)データの取得ができる。機能MRI、DTIデータをサーバー転送後機能MRIはDr. View(旭化成)による差分処理、DTIはFiber tracking法、またはProbabilistic mapによる線維束の描出を行えるようにした。それらの機能データはDr. Viewにより解剖学的T1強調画像に重ね合わせた状態でDICOMフォーマット変換可能とした。作成されたDICOMデータはStryker社製のニューロナビゲーション装置に取り込み、ナビゲーションの元画像として使用が可能とした。これら一連の課程によりFunctional Neuronavigationを可能とした。 2) 小型赤外線トラッキング装置を購入。北海道大学電子科学研究所とインターファイスを共同開発中。 3) WEBカメラにより手術室内に貼り付けたマーカー、天井壁を三次元的に認識させることにより、顕微鏡、手術機器の位置を認識する。本システムはWEBカメラのみであるため、従来法に比べて簡便に位置情報を計測できる。現在株式会社フォレステックと共同開発中である(精度検証の段階)。 機能画像を搭載できるナビゲーション装置を作成は実用可能な段階である。小型赤外線トラッキング装置によるナビゲーション装置のインターフェイスを作成する際に機能MRI、およびDTIデータ処理ソフトウエアを同時に動作するように計画している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
1) 大学病院で稼働している1.5T MRIと医局内データ受信DICOMサーバーと接続した。MRI室には視覚、聴覚刺激装置を設置して、認知課題提示、機能MRIの撮像を可能とした。また、60軸以上の拡散強調磁場パルスを印加してDiffusion tensor imaging(DTI)データの取得ができる。機能MRI、DTIデータをサーバー転送後機能MRIはDr. View(旭化成)による差分処理、DTIはFiber tracking法、またはProbabilistic mapによる線維束の描出を行えるようにした。それらの機能データはDr. Viewにより解剖学的T1強調画像に重ね合わせた状態でDICOMフォーマット変換可能とした。作成されたDICOMデータはStryker社製のニューロナビゲーション装置に取り込み、ナビゲーションの元画像として使用が可能とした。これら一連の課程によりFunctional Neuronavigationを可能とした。 2) 小型赤外線トラッキング装置を購入。北海道大学電子科学研究所とインターファイスを共同開発中。
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Strategy for Future Research Activity |
WEBカメラにより手術室内に貼り付けたマーカー、天井壁を三次元的に認識させることにより、顕微鏡、手術機器の位置を認識する。本システムはWEBカメラのみであるため、従来法に比べて簡便に位置情報を計測できる。現在株式会社フォレステックと共同開発中である(精度検証の段階)。 機能画像を搭載できるナビゲーション装置を作成は実用可能な段階である。小型赤外線トラッキング装置によるナビゲーション装置のインターフェイスを作成する際に機能MRI、およびDTIデータ処理ソフトウエアを同時に動作するように計画している。さらに当院に稼働している術中CT装置とナビゲーションを融合して、術中CT画像をアップデートすることも可能とする。また、WEBカメラを使用したナビゲーション装置では術中MRI装置近傍でも操作が可能となる可能性がある。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
機能画像を搭載できるナビゲーション装置を作成は実用可能な段階である。小型赤外線トラッキング装置によるナビゲーション装置のインターフェイスを作成する際に機能MRI、およびDTIデータ処理ソフトウエアを同時に動作するように計画している。さらに当院に稼働している術中CT装置とナビゲーションを融合して、術中CT画像をアップデートすることも可能とする。また、WEBカメラを使用したナビゲーション装置では術中MRI装置近傍でも操作が可能となる可能性がある。
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Research Products
(20 results)
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[Journal Article] Integration of Corticospinal Tractography Reduces Motor Complications After Radiosurgery2012
Author(s)
Koga T, Shin M, Maruyama K, Kamada K, Ota T, Itoh D, Kunii N, Ino K, Aoki S, Masutani Y, Igaki H, Onoe T, Saito N.
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Journal Title
Int J Radiat Oncol Biol Phys
Volume: 83(1)
Pages: 129-133
Peer Reviewed
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[Journal Article] Hydrocephalus due to diffuse villous hyperplasia of the choroid plexus2011
Author(s)
Anei R, Hayashi Y, Hiroshima S, Mitsui N, Orimoto R, Uemori G, Saito M, Sato M, Wada H, Hodozuka A, Kamada K
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Journal Title
Neuro Med Chir(Tokyo)
Volume: 51(6)
Pages: 437-441
Peer Reviewed
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