2011 Fiscal Year Research-status Report
融合化三次元画像を用いた拡張現実手術シミュレーション装置の開発
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23659683
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
齊藤 延人 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (60262002)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2013-03-31
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Keywords | 神経画像診断学 / 脳機能画像 |
Research Abstract |
当該研究の平成23年度の目標は、医用画像データを用いた融合3次元画像の構築方法の開発工夫であったが、概ね予定通り達成した。具体的には、画像処理ソフトウェア(Avizo®)上で正規化相互情報量法の初期値を工夫することによって、DICOMデータとして出力した全ての医用画像の自動融合することに成功した。これにより融合3次元画像構築時間の大幅な短縮が達成できた。提案手法による融合3次元画像は、平成23年度は197症例に臨床応用し、前向き調査でその有効性が示されたので、現時点で新たに論文を5本投稿中である(脳血管障害66症例、神経血管圧迫症候群50症例、巨大動脈瘤1症例、脊髄血管障害27症例)。当該研究に関する平成23年度の成果発表) 国内学会発表15回、国際学会発表3回、国内招待講演1回、英語論文3本、日本語論文3本
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
正規化相互情報量法の工夫を初めとする医用融合3次元画像の構築過程における自動化や、その他の様々な工夫によって、計画以上の臨床症例において本法による融合3次元画像の術前検討が可能になり、それらの有効性を示す結果を多数得られた。平成23年度研究計画では100症例に臨床応用する予定であったが、実際には197症例であり、論文投稿も研究計画では3本の予定であったが、実際には発行されたものが6本、投稿中のものが5本と計画以上の業績を得ることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の計画通り、拡張現実法を用いた脳神経外科手術シミュレーション装置の開発を行う。また、平成23年度に引き続き提案手法による医用融合3次元画像の臨床応用データを蓄積していき、適宜学会や論文で発表する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
上記手術シミュレーション開発に使用するワークステーションやその他の周辺機器の購入、プログラミング外部委託代。学会発表、論文投稿にかかる費用(別刷り、英文校正など)に対して使用予定である。
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Research Products
(16 results)