2012 Fiscal Year Annual Research Report
ベータ型変異増殖因子のシグナル伝達経路制御による肺移植後の肺線維化の予防法の開発
Project/Area Number |
23659741
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
石井 久成 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20314221)
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Keywords | 生体肺移植 / 脳死肺移植 / 肺線維化 |
Research Abstract |
本年度は当院(京大病院)で施行された、脳死ならびに生体肺移植の臨床データをデータベース化した。40例以上のこれらの手術患者の病態背景ならびに、術後の肺線維化を示唆する所見(単純胸部X線画像、CT画像、呼吸機能検査、血液生化学検査等)を抽出して蒐集した。術直後から数ヶ月、半年、一年以上のこれらの経過を追跡することで実際に、当院で行われた肺移植の術後の肺線維化とそれによる患者のQOLの低下の関連の調査を試みた。
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