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2012 Fiscal Year Annual Research Report

眼表面感染性・炎症性疾患におけるシンデカンの役割の解明

Research Project

Project/Area Number 23659805
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

天野 史郎  東京大学, 医学部附属病院, 教授 (80193027)

Keywordsシンデカン / 涙液 / 角膜上皮 / 創傷治癒
Research Abstract

(1)in vitro ヒトprimary培養角膜・結膜上皮シート、ヒト不死化角膜上皮細胞(SV40cell)シートを用いて炎症刺激によるシンデカン4の発現量の有意な増加をELISA法にて検出できた。シンデカン1についてはヒトprimary角膜上皮細胞、ヒト不死化角膜上皮細胞シートでは感度外であったが、ヒトprimary結膜上皮細胞シートにおいて炎症刺激によりSyndecan1の有意な増加が認められた。
(2)動物実験 単なる物理的創傷モデルでは有意差がなかった。炎症を伴う上皮創傷作成モデル(アルカリ負荷、実質内LPS注射等)においては差がでていきそうだがまだnが不足しており、今後マウスの繁殖を待ちさらに実験してnを増やしていこうとしている。
(3)臨床研修 角結膜疾患のある患者、健常者を対象として、東大病院及び関連病院眼科にて採取した136眼分の涙液中の測定を今までに行った。男性52人、女性84人より採取した。右眼 70眼、左目66眼より採取した。平均年齢は66±18歳であった。測定感度内は120眼であった。涙液中濃度は3485±3537pg/mlであった。活動性のある感染症の患者では2965±4497 pg/mlであった。

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Published: 2014-07-24  

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