2012 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
23660007
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
清水 裕子 香川大学, 医学部, 教授 (10360314)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
峠 哲男 香川大学, 医学部, 教授 (80197839)
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Keywords | 蒸気布 / 清拭 / 看護技術 / 体性感覚 |
Research Abstract |
本研究のために、香川大学工学部において、本研究の機械操作に精通した学生らによる香川大学温度湿度環境実験サポートグループを組織化し、実験にあたった。実験の前に、質問紙の「清拭・罨法に適用する乾性蒸気布効果の体性感覚評価」の回答をもとめた。実験に入る際、体温、血圧、脈拍、呼吸数、SpO2を測定した。介入刺激として、絞りタオル清拭、保温器タオル清拭、ミニパック(紙タオル)清拭、蒸気布清拭を実施して、熱画像、湿度変化、脳波を測定した。 調査協力者は、6名であった。現在、6名分のデータについて、解析中である。湿度については、概ね仮説を支持する結果が予測される。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
初年度に機器の不備があり、実験開始が遅れたものの、サポートグループを組織化し、機器操作に精通した協力者が得られたことで、順調に実験が進んでいる。 脳波の測定まで6名がそろってデータを確保できたことで、解析可能な段階となった。
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Strategy for Future Research Activity |
解析結果の精度を検討して、さらに倫理委員会の承認が得られた調査協力者数まで実験を進める予定である。 また、この実験の結果をうけて、どのような次の研究ステップが必要であるかを検討する予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
実験における人件費、および学会発表のための旅費等にあてることが予定されている。
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