2011 Fiscal Year Research-status Report
若者の足のトラブル"巻き爪"のタイプとタイプ別ケアの確立
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23660027
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Research Institution | Saku University |
Principal Investigator |
三石 清子 佐久大学, 看護学部, 助手 (70588186)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | 巻き爪 / 若者 |
Research Abstract |
本研究の目的は、若者の「巻き爪」のタイプとタイプ別のケア方法をの特定をすることである。この目的を達成するために、研究期間の前半で、若者の「巻き爪」のタイプを特定し、後半で、タイプ別のケア方法の確立を目標にしている。初年度である平成23年度は(1)足爪のトラブル原因およびケアに関する文献検討、(2)フットケア学術集会及び各種フットケア研修会に参加し、医師及び専門技術者のフットケアに関する最新技術と、足爪トラブルと靴との関連性についての現状を情報収集、(3)若者への「巻き爪」調査の計画を行った。文献検討と、最新技術等の情報収集から、若い女性の足爪トラブル要因に関する調査項目を抽出した。主な項目は、対象者の属性・足型・加重異常・足囲足長測定・角質トラブル・爪トラブル・巻き爪の種類・靴の種類及びサイズ等であった。これらの項目をチェックリストとしてシートを作成し、タイプを特定するための調査計画を立てた。先行研究として、「高齢者のフットケアにおける足の状態と靴との関連性」について調査研究結果を発表し、靴が足に及ぼす影響があることが明確になっていたことから、若者の「巻き爪」への影響に靴が関係していることが推測できた。以上の、仮説と抽出された調査項目から、若者の「巻き爪」調査を計画した。18歳~30歳未満の事務職員の女性を対象に「若い女性の足爪トラブル要因に関する調査」を複数の企業に依頼した。なお本研究を実施するにあたり、所属大学の研究倫理審査会の承認を得ている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
文献検討、学会及び研修会等の参加により、若者の巻き爪トラブルの要因が推測されたことにより調査項目が抽出され、調査計画に結びつけることができた。また調査企業を選定するに当たり、受け入れ側の状況もあり決定するまでに困難な現状もあった。フットケアの先進国であるドイツ研修を計画していたが諸事情により実行することができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
(1)18歳~30歳未満女性の社会人及び学生約100人を目標に調査を実施する。(2)調査結果から、巻き爪の種類わけとその原因について分析を行う。(3)フットケアの先進国であるドイツで専門技術を情報収集する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
(1)調査に伴う旅費及び謝金(2)調査分析に伴う消耗品、人件費、専門知識の提供等の謝金(3)先進国における専門技術の情報収集に伴う旅費次年度の研究費は上記項目の費用が必要となる見込みである。
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Research Products
(2 results)