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2011 Fiscal Year Annual Research Report

看護師のバーンアウトとスピリチュアリティに関係探索的研究

Research Project

Project/Area Number 23660099
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

國生 拓子  広島大学, 大学院・保健学研究科, 教授 (70251527)

Project Period (FY) 2011-04-28 – 2012-03-31
Keywords看護師 / バーンアウト / スピリチュアリティ
Research Abstract

看護職のバーンアウトに関しては、その個人的な側面(コーピング、年齢や経験等)や、管理的な側面(業務の多忙さ、蓄積疲労、職務満足度等)に焦点を当ててこれまで研究が行われてきた。今日我が国では、急性かつ重篤なケアを行う部署に従事する看護師は、生と死が隣り合わせであり、ストレスによるバーンアウトの危険性が高いと指摘されている。そこで本研究では、生と死のスピリチュアルな側面からバーンアウトに至る要因を明らかにすることを目的に、生と死に隣り合わせである部署の看護師がスピリチュアルな側面に関してどのように感じ、認識しているのかをインタビューを行い、質的に分析し、バーンアウトに関連する因子および文脈、状況を明らかにすることであった。また今回は前記の目的にあわせて、バーンアウト、スピリチュアルペイン、また看護師の個人特性等に関して、文献・資料を検討し、既に開発されている尺度と、その利用について検討した。さらに生と死の緊急性の高い領域に関する数値化してその差異を示す方法についても検討した。結果、看護職のスピリチュアルな側面に関して、バーンアウトに至る要因には、看護職のアイデンティティ、事例に関する責任の所在やその重さの感じ方、事例検討に関する周囲の看護職のサポート体制、等の関連などが推察された。しかしながら、今回は分析検討結果を明確に示すには不十分であるため、さらなるデータ収集と分析による検討が必要である。

URL: 

Published: 2013-06-26  

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