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2012 Fiscal Year Annual Research Report

フィジカルシンセシスを用いたビアプログラマブルデバイス設計プラットフォームの開発

Research Project

Project/Area Number 23700066
Research InstitutionMeijo University

Principal Investigator

吉川 雅弥  名城大学, 理工学部, 教授 (50373098)

Keywordsビアプログラマブルデバイス / ストラクチャードASIC
Research Abstract

本研究では,超少量多品種展開を可能とするビアプログラマブルデバイス(VPLD)のフィジカルシンセシスを用いた設計プラットフォームを開発する。また,2年間の研究期間では,これまで研究を進めてきたVPLDをベースとして,(1) フィジカルシンセシス向け論理最適化手法の検討,(2) VPLDの配線アーキテクチャを考慮したタイミング見積手法の検討,(3) フィジカルシンセシス評価用配置配線手法の検討,(4) VPLD用タイミングドリブン詳細配線手法の開発の4つの点について,研究を進めた。
平成24年度には,当初,平成23年度に実施予定であった試作チップによる遅延・消費電力等の評価を行った。この試作には,本研究で開発した独自のCADシステムを用いた。また,ASICとの比較だけでなく,他の代表的なストラクチャードASICとの比較も行った。この評価によって,これまで研究を進めてきたVPLDについて,ロジックエレメント単体の性能評価だけでなく,配線アーキテクチャも含めた性能を明らかにした。これにより,フィジカルシンセシスでの論理最適化に必要な準備を完了させた。
以上のように,2年間の研究期間において,これまで進めてきた独自のVPLDの専用のCADシステムを開発した。この専用CADシステムでは,いくつかの商用ツールやオープンソースのツールと,独自開発のツールを組み合すことで,一般的なASICの設計フローと同様に,HDL入力,GDS出力を実現している。また,当該CADシステムを使用してチップを試作して,面積・遅延・電力について,ベンチマーク回路を中心とした様々な回路を用いて,詳細な評価検証を行った。さらに,申請研究で重要ないくつかの基本要素技術についても確立した。しかし,フィジカルシンセシスを指向した具体的な論理最適化手法のアルゴリズムの開発については,今後の課題である。

  • Research Products

    (3 results)

All 2012

All Journal Article (2 results) (of which Peer Reviewed: 2 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] Via Programmable Structured ASIC Architecture "VPEX3" and CAD Design System2012

    • Author(s)
      R.Hori, T.Kitamori, T.Ueoka, M.Yoshikawa, T.Fujino
    • Journal Title

      IEICE Trans. on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences

      Volume: Vol.E95-A, No.12 Pages: 2182-2190

    • Peer Reviewed
  • [Journal Article] mproved Via-Programmable Structured ASIC VPEX3 and its Evaluation2012

    • Author(s)
      R.Hori, T.Kitamori, T.Ueoka, M.Yoshikawa, T.Fujino
    • Journal Title

      IEICE Trans. on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences

      Volume: Vol.E95-A, No.9 Pages: pp.1518-1528

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] ビアプログラマブルロジックVPEXの配置配線ツールを用いた性能評価2012

    • Author(s)
      大谷拓,堀遼平,上岡泰輔,吉川雅弥,藤野毅
    • Organizer
      電子情報通信学会
    • Place of Presentation
      九州大学医学部百年講堂
    • Year and Date
      20121126-20121128

URL: 

Published: 2014-07-24  

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