2014 Fiscal Year Research-status Report
インターネットによる知識ギャップ拡大要因の検証及び社会的帰結に関する国際比較研究
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23700282
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
金 相美 名古屋大学, 国際言語文化研究科, 准教授 (10401241)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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Keywords | デジタル・デバイド / スマートフォン / 知識ギャップ / 社会文化的コンテキスト / 社会経済的要因 / 若者 / 日韓比較 / 韓国 |
Outline of Annual Research Achievements |
(1)定量調査の分析実施:2013年度(育児休暇前)に実施した質問紙調査ー「国際比較研究による社会文化的要因の検討」ーを分析し、先行研究との相違及び日韓比較の観点から統計分析を行った。情報デバイドを規定する社会的コンテキスト、学歴、社会経済的要因であるSES格差を中心に分析を行った。
(2)研究成果の報告:定性・定量調査の結果を国内・国外学会にて報告を行った。
※2014年7月に育児休暇から復帰しました。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初目標としている3つの課題において検討を行っており、今後総合的観点からの考察を行う予定である。本年度は育児休暇から復帰し、当初計画通り研究を進めていたが、海外研究成果発表においては申込時期を逃しているところがあり、来年度行うことにした。
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Strategy for Future Research Activity |
今後関連主要海外研究集会に参加し、研究成果の報告を積極的に行う予定である
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Causes of Carryover |
7月に育児休暇より復帰したが、当初考えいた海外研究集会の申し込み締め切り日が過ぎていたり、すでに本年度の学会が終了していたため、それを果たしてない経緯がある。さらに、定性調査実施のための準備時間が不足していた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成27年度における繰越実施計画を申し込み承認を得ている。国際社会心理学会など主要学会での積極的な研究成果の報告を計画している。 さらに、実施予定だった定性調査の実行に取り組む予定である。
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