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2013 Fiscal Year Research-status Report

新たな腱組織の力学的特性の計測方法の開発

Research Project

Project/Area Number 23700746
Research InstitutionMusashigaoka College

Principal Investigator

佐久間 淳  武蔵丘短期大学, その他部局等, 講師 (80588187)

Keywordsアキレス腱 / 腓腹筋内側頭 / MRI法 / 超音波法 / 形状変化
Research Abstract

腱組織の力学的特性の新たな計測方法を開発するために、新たな試みに着手し、わずかであるが前進させることができた。昨年度到達できなかった核磁気共鳴画像法(MRI法)を用いて力発揮中の腱の伸長の程度を計測するための条件や計測方法の確立を目標に行ってきた。計測時の足関節角度、力発揮条件などについて検討することによってアキレス腱の形状変化の条件間比較が可能になりつつある。早急に確立し、被験者数を確保し、来年度中に実験を完成させるべく進行中である。一方で、これまで用いられてきた超音波法での計測方法についても再度見直しを検討することとした。MRI法で撮像されたアキレス腱の腱長変化の程度と超音波法で計測された腱長変化の程度を比較するとMRI法で得られた結果が小さくなっている。別々の研究結果であることから、本研究内では同一被験者においてそのことについても言及していくこととした。したがって、超音波法の計測方法において見直せる部分(力発揮時の足関節角度変化や筋腱複合体長変化、力発揮の方法など)について試行錯誤することとした。課題が多く残っているが、力発揮に伴う腱組織の形状変化などを明らかにし、目的を達成する。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

昨年度から少しずつ前進しているものの、前進するたびに新たな課題が浮き彫りとなった。特に、MRI法での計測は被験者への負担が大きく、一度ですべての計測が難しい。いくつかの条件で最も被験者に負担のかからない条件を検討することに非常に時間を割いた。とはいえ、現在も検討中であり早急に結論を出せるよう尽力している。

Strategy for Future Research Activity

来年度は最終年度であるため、早急に実験条件を決定する。決定後は迅速にデータの収集および解析を実施していく。また、超音波法についてもその方法を検討し、新たな方法を提供できるよう最善を尽くす。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

今年度は昨年度同様実験方法の模索となった結果、当該研究費が生じた。さらに、来年度実施予定の実験において使用するMRI法での計測に必要な機器は特別な仕様のものが多く、高額になる場合が多々ある。また、解析し、実験データを3次元構築するソフトウェアなどが高額となる。したがって、これからの実験および解析に際し、ある程度の使用額が必要となる。
データ数を確保するための実験を行うにあたり、データ保存用機器や解析用機器、被験者の謝金や故障機器の修理への対応、学会発表および論文投稿にかかる費用として使用する。

URL: 

Published: 2015-05-28  

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