2013 Fiscal Year Annual Research Report
運動支援ボランティアによる場づくりがソーシャル・キャピタルに及ぼす効果
Project/Area Number |
23700819
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Research Institution | Physical Fitness Research Institute, Meiji Yasuda Life Foundation of Health and Welfare |
Principal Investigator |
甲斐 裕子 公益財団法人明治安田厚生事業団体力医学研究所, その他部局等, 研究員 (20450752)
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Keywords | 運動 / 住民ボランティア / ソーシャル・キャピタル / 地域保健 |
Research Abstract |
ソーシャル・キャピタルは、主観的健康感や死亡率などとの関連が報告されている。運動は有効なコミュニケーション手段であり、運動を他者と行うことでソーシャル・キャピタルが高まる可能性がある。そこで本研究では、地域住民を運動支援ボランティア(リーダー)として養成し、運動自主グループに参加することによって参加者およびリーダーのソーシャル・キャピタルが高まるか検証した。その結果、運動自主グループの参加者、リーダーのソーシャル・キャピタルは一般住民と比べて、元々高いことがわかった。多くの項目においてグループ活動を通した変化は認められなかったが、リーダーとして1年間活動することでリーダーの「家族以外で健康状態が気になる人の数」が有意に増加した。今後、ソーシャル・キャピタルが低い集団・地域で当該活動が根付くのか、またソーシャル・キャピタルが醸成されるのか改めて検討する必要がある。
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Research Products
(9 results)