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2011 Fiscal Year Research-status Report

生活環境と児の身体活動量に関する研究

Research Project

Project/Area Number 23700823
Research InstitutionMiyagi University of Education

Principal Investigator

黒川 修行  宮城教育大学, 教育学部, 講師 (30431505)

Project Period (FY) 2011-04-28 – 2013-03-31
Keywords身体活動環境 / 子ども / 身体活動量
Research Abstract

本年度は、東日本大震災によって学校現場が混乱していたことから、具体的な大規模な身体活動量調査を実施せずに、使用する身体活動量計の選定および日本語版が作成されている環境評価質問紙であるAbbreviated version of Neighborhood Environment Walkability Scale(ANEWS)の使用に関する検証を行った。特に、身体活動量計の選定に当たっては、子どもが装着しやすい、歩数のカウントの他に、身体活動強度別の活動時間、運動によるエネルギー消費量等を算出する機能が付いているものを中心に検討した。その結果、腰に装着して使用するものが妥当である思われ、活動量計の設定などを行った。 また、日常の生活習慣調査(質問紙)を展開し、どのような場面で身体活動量を確保しているのか検証を行い、対象者の日常の身体活動量に与える環境要因に関して検討を行うこととしているが、質問紙による調査はあくまでも主観的な判断に基づいた評価となることから限界も生じる。そこで、これらを補完するための地理情報システム(Geographic Information System)を用いた環境評価方法についても検討した。情報源としては国土地理院の数値地図、国勢調査等の政府統計、電話番号データベースであるタウンページ等を活用できることが分かり、対象児の居住地域の特徴をつかむ上で重要なツールになりうることが確認された。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

本年度は、東日本大震災によって、調査を予定していた地域において、学校現場が大変混乱していた。このことから、予定していた具体的な大規模な身体活動量調査を実施することができなかった。そのため、身体活動量の選定にあたっての小規模な調査検討を実施するにとどまっている。

Strategy for Future Research Activity

既にフィールド調査の準備を進めている。また、身体活動量計のセットアップや点検などを随時行っており、調査実施にあたっては適切な体制を整えている。 また、今年度は調査のための補助員等を導入することによって、多人数を対象とした調査を実施する予定となっている。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

主に調査実施時における補助員への謝金として、使用する予定である。また、既に小規模ではあるが、身体活動量の測定などを行っており、その成果発表等も予定している。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 東日本大震災と子どもの発育

    • Author(s)
      黒川修行
    • Organizer
      日本発育発達学会第10回記念大会(招待講演)
    • Place of Presentation
      名古屋
    • Year and Date
      平成24年3月18日

URL: 

Published: 2013-07-10  

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