2012 Fiscal Year Research-status Report
健診三年連続受診者の糖尿病リスクと食生活習慣・過去の栄養状態との関連に関する研究
Project/Area Number |
23700943
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Research Institution | Tsu City College |
Principal Investigator |
駒田 亜衣 三重短期大学, その他部局等, 助教 (00404814)
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Keywords | 栄養調査 / 食生活習慣 / 特定健診 / メタボリックシンドローム / 糖尿病 |
Research Abstract |
当該年度は予備的調査として実施した栄養調査のまとめと、特定健診結果との突合作業を行った。 調査対象人数を1000名に設定したところ、最終的な解析対象データは2割にも達しないことが分かり、次年度にこれより規模を大きくした調査を実施する計画を立てた。対象地域(市)を変更し、市の担当者への交渉および打ち合わせを今年度は実施してきた。対象地域での協力が得られることとなり、約4000名を対象として栄養調査を実施することとなった。 予備的調査よりも対象人数が多く、調査にかかる人的補助、調査票などの消耗品等も以前に増して必要となることから、これに向けた人員の確保や必要物品の準備を中心に作業を進めてきた。 栄養調査は特定健診と同時期の7月に実施するため、次年度すぐに調査に取り掛かる必要があるが、これらの準備はほぼ整い、市の協力体制も問題なく得られている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初予定していた1000名を対象とした栄養調査において、解析対象データが20%弱と少ないため、他地域での追加調査を実施することとした。 対象地域との交渉や実施計画の打ち合わせ等により、今年度終了している予定の調査を地域を変更などして次年度に実施することとなった。対象地域の協力が得られていることや、研究目的や実施方法に変更はないため、やや遅れてはいるものの、調査は遂行できるものと思われる。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度に大規模な栄養調査を実施予定である。対象人数は約4000名とし、当該地域での回収率は3割程度と予測しているため、約1200名のデータを解析することが出来ると思われる。 得られた栄養調査の結果をもとに、対象者の食生活習慣の把握と過去の特定健診結果、現在の生活習慣などとの関連を解析していく予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
栄養調査実施、および解析に係る費用が中心となる。 調査用紙費用として、・食事調査票購入費、・生活習慣調査票印刷費、・郵送費 など 消耗品として、・封筒、・簡易鉛筆 など 解析費用として、・BDHQ(簡易型自記式食事歴法質問票:brief-type self-administered diet history questionnaire)契約料 など その他、人件費などに使用予定である。
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