2011 Fiscal Year Research-status Report
ディジタルファブリケーションによる次世代型ものづくり教育カリキュラムの開発
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23700973
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
森 秀樹 大阪大学, 人間科学研究科, 助教 (30527776)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | ものづくり / プログラミング / 授業開発 / ワークショップデザイン |
Research Abstract |
平成23年度は、国内外のデジタル技術を活用したものづくり教育に関する事例とものづくりのためのデジタル技術(ツール)に関する調査をすすめた。また、次世代ものづくり教育カリキュラムのプロトタイプ開発を目的に、デジタル技術を活用したものづくりツールのなかから、小型プログラマブルコンピュータを取り上げ、コンピュータを埋め込んだものづくりをテーマに、小学生を対象とした授業とワークショップカリキュラムの開発を行った。具体的には、小学4年生を対象として30時間のものづくり授業カリキュラムを開発、実践した。「身近なおもちゃに新しい命を与える」ことを題材に、プログラミングに関する学習をすすめた後、既存の玩具(モータで動く電車、ぬいぐるみ等)に、小型コンピュータをつなげ、プログラムで動作する作品づくりを行う授業を行った。また、授業外でのワークショップとして、親子を対象とした同様のものづくりワークショップをデザインし、実践を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ものづくり授業カリキュラムを開発し、実際に半年間で30時間にわたる授業実践をすすめることができた。また、親子向けワークショップをデザインし、3度のワークショップ実践を行うことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
23年度に実践した授業・ワークショップについて、児童が製作した作品のプログラムや機構・仕組み、デザインの観点から、ものづくり技術に関する評価を行い、授業・ワークショップの評価につなげる。また引き続き、新しいものづくりのためのデジタル技術に関する調査、ものづくり教育に関する国内外の事例調査を行うとともに、ものづくり授業・ワークショップ開発と、マニュアルやツールを含めた実践のためのパッケージ開発を行う。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
次年度の研究費は以下の項目について使用を計画している。 1)国内外のデジタル技術を活用したものづくり教育実践の現地調査 2)ものづくりのためのデジタル技術の検証と授業・ワークショップカリキュラム開発 3)授業・ワークショップ実践のためのパッケージ開発
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Research Products
(1 results)