2011 Fiscal Year Research-status Report
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23730034
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Research Institution | Kaetsu University |
Principal Investigator |
谷川 喜美江 嘉悦大学, 経営経済学部, 講師 (70526227)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2013-03-31
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Keywords | 国際連帯税 |
Research Abstract |
平成23年度は国際連帯税に関する資料及び情報の収集、分析に加え、平成24年度に予定していた報告を平成23年10月税務会計研究学会で行った。 まず、国際連帯税に関する資料及び情報の収集であるが、我が国政府税制調査会をはじめとする政府機関、NGO等の民間機関、国際機関からの出版物やホームページから、世界的格差の状況、国際競争力に関する資料、国際連帯税導入及び導入後に関する資料を収集し、先行研究や現在の動向に関する研究を行った。本研究段階では、処理能力の高いデスクトップパソコンを購入し、研究を円滑に遂行することができた。 次に、平成23年8月、関係機関へのインタビュー及び資料収集のため、フランスでの現地調査を実施した。本調査により、フランスでの国際連帯税導入の経緯と導入後の成果、現状等、日本国内では入手困難な資料の入手、情報把握ができた。 そして、収集した資料及び情報、フランスでの現地調査による資料及び情報を分析し、これらを取り纏め、平成23年10月学会報告を行った。学会報告を行ったことで、国際連帯税の課税根拠やその使用方法に関する国際的な課題が出席者から提示された。学会報告では、報告前の研究では発見し得なかった課題を明らかにすることができた。 学会報告後、研究出張を行い、学会で提示された国際的な課題に関する資料の収集及びヒアリングを行い、学会報告前とは異なる視点も踏まえ、論文として発表するための研究を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
研究計画で予定していた現地調査を8月に実施できた。このため、平成24年度に予定していた学会報告を平成23年度に行うことができた。そして、学会報告を行ったことで我が国への国際連帯税導入のためには国際的な課題を有することが明らかになり、研究を進めている。
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Strategy for Future Research Activity |
平成23年度実施の現地調査、学会報告を経て、我が国への国際連帯税導入のための課題を発見できた。この課題に関する研究を進め、我が国への導入に関する研究成果を論文として発表することを予定している。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
平成23年度中に明らかとなった国際的な課題の研究のため、国際的な租税に関する学会への参加や調査のため研究出張を行う。また、研究出張に持参するノートパソコン及びプリンター、現地資料を保存するためのカメラを購入する。 そして、研究成果を論文として取り纏める。
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Research Products
(1 results)