2013 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
23730347
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Research Institution | Momoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
岳 理恵 桃山学院大学, 経営学部, 講師 (80584911)
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Keywords | ビジネスデータ分析 / 意思決定支援 |
Research Abstract |
平成25年度は,次の2つの事項について研究を行った。 1. 作業人員計画手順の実用性の検証 複数の店舗と複数のメーカの間に存在する共同配送センタを研究対象として、基本業務の業務プロセスを詳細な調査・整理を行った。また、店舗からの受注データおよび入荷スケジュールを用いて、需要変動に柔軟に対応できる人員計画の手順の応用性について定量的に検証した。 2. 研究成果の国際・国内報告 平成24年度の研究検証の結果を研究成果として、学術論文として学術雑誌に投稿し掲載決定となった。また、平成25年度の研究成果をまとめ、IEEE The 21th international conference on industrial Engineering and Engineering Management (IE&EM’ 2014)の国際会議にて発表する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本課題を推進している研究代表者は、産学連携に参加する研究対象企業から、POSデータをはじめ、本研究プロジェクトの遂行のために、必要なデータについて継続して提供を受けているので、調査・研究を順調に実施している。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究課題に関する今後の推進方策については、以下の事項について特に重点を置くことにしている。 1. POSデータの角度別分析 シミュレーション分析を行うために、これまでのPOSデータを分析し、データ相関から来店頻度パターンについての知見を探ることに重点を置く。 2. 店員配置分析手順の検証 蓄積した最新のビジネスデータに基づいて、一定の客数を対象にし、サービスレベルのターゲットを満たしたコストの最小化を目指した店員配置分析手順を定性的に検証する。また、提案手順の応用性についての研究結果を国際・国内において報告する予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
次年度は最終年度となるため、研究成果を世界へ積極的に発信する予定である。そのため、前年度の繰越額を国内・国外旅費として、国内シンポジウム・国際会議などでの講演に使用する。 本研究課題を実施する最終年度において、前年度の繰越額を含めた科研費を調査・データ収集および研究論文発表に利用する。
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Research Products
(1 results)