2013 Fiscal Year Research-status Report
日本の多国籍企業のアジア地域における立地プロセスと企業成長に関する研究
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23730391
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Research Institution | Osaka Sangyo University |
Principal Investigator |
佐藤 彰彦 大阪産業大学, 経営学部, 准教授 (10434789)
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Keywords | 国際経営 / 多国籍企業 / 立地 / アジア / ヨーロッパ / 世界最適立地 / 繊維・アパレル |
Research Abstract |
本年度の研究実績は、以下の通りである。 前年度に引き続き、前半は英国・ケンブリッジ大学留学中であった。このため留学先のアジア中東研究学部でのセミナー参加やイギリスを中心とする欧州調査を継続し、これを通じて日本の多国籍企業の進出先であるアジアや欧州地域などの立地環境についての理解を深める研究を行っている。また、同大学附属図書館での資料、データ収集についても前年度から継続して実施している。日本に帰国してからは、これまで実施してきた研究成果をまとめて学会や論文などで発表する準備を進め、その成果の一部については報告書、論文等で発表している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
英国・ケンブリッジ大学での研究や附属図書館での文献・資料収集、アジアだけでない欧州諸国にも対象地域を広げた海外調査が実施できたことが大きな研究の成果である。また、アウトプットについては日本国内での学会発表や研究会報告は難しかったものの、報告書や論文で発表することができた。ただ対象地域や視点を広げたために研究を総括するには至っておらず、次年度の課題としたい。
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Strategy for Future Research Activity |
これまで実施してきた調査や資料収集などの研究成果をまとめ、学会発表や論文などで公表していく。そして、継続的なデータや資料の収集、必要に応じて国内外における追加調査を進めながら研究を総括する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
1年間の海外留学に伴い、当初計画を変更する必要が生じたため。 継続的なデータや資料の収集、必要に応じて国内外における追加調査を行って研究を進めながら研究成果報告・公表を行い、これまでの研究を総括する。
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Research Products
(2 results)