2013 Fiscal Year Annual Research Report
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23730408
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| Research Institution | Seikei University |
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Principal Investigator |
山本 晶 成蹊大学, 経済学部, 准教授 (80376574)
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| Keywords | クチコミ / ソーシャルメディア / 広告 / エンゲージメント |
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| Research Abstract |
本研究の主題であるクチコミは、消費者の自発的参加行動の一形態である。平成25年度はクチコミを含めた消費者の自発的参加行動のメカニズムに関して検討を進め、論文や学会発表としてその成果を発信した。自発的参加行動を説明する新しい概念として、仕掛学がある。研究成果１では消費者による自発的参加行動を仕掛学とマーケティングの接点で捉えなおし、整理した。また、研究成果３では、自発的参加行動をブランド・リレーションシップ、行動経済学、ヒューマンコンピュータインタラクションといった既存研究の理論的枠組みのなかで位置づけ、自発的参加行動の発生要因に関する理解を深めたうえで、カンヌ国際クリエイティビティアワードの受賞作品から、企業のマーケティング活動としての仕掛の分類を試みた。
最後に、インターネット上のクチコミの経済的価値を測定する上で、ウェブ上の大量の行動履歴データの分析は不可欠である。研究成果２ではクチコミの経済的価値の測定のアプローチとして大量データの分析に言及し、マーケティング活動への応用について述べた。
研究成果１：山本 晶「マーケティングと仕掛学」『人工知能学会誌』 28(4) 601-606, 2013年7月
研究成果２：山本 晶「ビッグデータでマーケティング手法は変化するのか」『季刊 企業経営』 (123) 8-11 2013年7月
研究成果３：山本 晶「消費者の自発的参加行動を促すメカニズムに関する考察」『第46回消費者行動研究コンファレンス』 2013年6月3日
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