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2012 Fiscal Year Research-status Report

有向ネットワークによるブランド知識分析-参入順位別の知識構築戦略の検討-

Research Project

Project/Area Number 23730417
Research InstitutionKanto Gakuin University

Principal Investigator

佐藤 志乃  関東学院大学, 経済学部, 講師 (20409626)

Keywords消費者行動 / 消費者知識 / ブランド戦略 / 参入順位 / 有向ネットワーク / マーケティング / ブランド知識
Research Abstract

本研究は「ブランド想起を高める知識構造はいかにして構築されるのか」という問題意識のもと、有向ネットワーク分析を用いてブランド知識の構造と動態について検討するものであり、次の3点を主要な研究目的とする。
1 別の次元で扱われてきたブランド連想(ブランド→関連概念)とブランド想起(関連概念→ブランド)を有向のネットワークとして分析することによって知識ネットワークの双方向性を統合的に扱い、知識ネットワークの形成プロセス(動態)を明らかにする。2 参入順位がブランド知識構造に与える影響を明らかにし、データに基づいて後発ブランドの知識構築プロセスのパターンを抽出・類型化し、後発の戦略的可能性についての知見を導出する。3 マッピング手法に代わるものとして、有向ネットワーク分析に基づく戦略立案の在り方を提案する。
本研究は4ケ年計画であり、次の1~4の手順で研究を進めていく。
1 事前分析および分析手法の策定 2 事前調査 3 本調査 4分析(テキストマイニングおよび知識構造に関する分析)
本年度は前年度までの小規模調査の結果を踏まえて(1事前分析および分析手法の策定)、トクホ飲料などの動きのある市場を対象として、複数回に渡ってデータを収集し、分析作業を行った。今年度以降も引き続き定期的にデータを収集し(2~4事前調査、本調査、分析)、これらの研究成果をまとめるステップに入る予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

●データの定期的な収集の実施・分析作業の遂行
前年度までの予備調査の結果を踏まえて、データの収集を定期的に実施し、分析作業を行っている。

Strategy for Future Research Activity

本年度の研究は、引き続き計画に沿って、データ収集を積み重ね、分析を実施していく。
特に、トクホのコーラなど新商品の導入で大きな動きのみられるトクホ飲料の市場に焦点をあてて、その分野に関する消費者知識の時系列的なデータ収集および知識構造の変化に注目した分析を行う。そしてその研究成果を学会および学術誌に公表していく予定である。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

本研究はデータの分析・収集が研究の柱であり、研究経費の大半を調査実施費用が占める。
本年度の使用計画における主な項目としては、以下の3点が挙げられる。
1 事前調査・本調査の実施費用(実査業務依頼費)
2 基礎データ購入費(対象銘柄の販売実績・広告出稿)
3 統計ソフトの保守サービス料

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 有向ネットワークによる消費者知識分析に関する試論 -トクホ飲料ブランドを事例として-

    • Author(s)
      佐藤志乃
    • Organizer
      日本商品学会第64回全国大会
    • Place of Presentation
      愛知学院大学(愛知県)

URL: 

Published: 2014-07-24  

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