2011 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
23730424
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Research Institution | Hiroshima University of Economics |
Principal Investigator |
広垣 光紀 広島経済大学, 経済学部, 准教授 (80454867)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | 流通 / マーケティング / 消費者行動 / 卸売 / 小売 / サプライチェーン / 認証 |
Research Abstract |
1.当該研究に関する実態調査・文献調査:当該研究に関連する統計・調査資料および文献の収集を行った。また、統計・調査資料に関しては、専門調査機関に対するインタビューも補完的に行っている。これら文献調査に加え、実態調査によって、理論・実証分析のフレームワーク構築を進めた。2.アンケートの設計・実行:流通構造に大きな変動を与えるファクターとして、消費者行動やその変化が挙げられる。その解明のため、当該研究に関連する消費者行動に関してのアンケート調査の設計を行い、実施した。3.研究成果の公表:本研究の成果の一部について、以下の発信を行った。1.国内学会:広垣光紀「トクホ(特定保健用食品)表示とコミュニケーション戦略」日本商業学会関西部会、2011年12月3日2.国際学会:Mitsunori Hirogaki:"The effect of using FOSHU labels in Agricultural Product Marketing in Japan: the Case of Japanese Green Tea," The 22nd Pacific Conference of Regional Science Association International(PRSCO), 3-6 July, 2011, Seoul, South Korea.Mitsunori Hirogaki:"Assessing authorized labeling as a marketing tool:an empirical study of Japan," The 2nd International Conference on Economics, Business and Marketing Management, 26-28 February, 2012, Singapore.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
今年度の研究計画において課題とした2点、すなわち1.実態調査・文献調査を通じた分析枠組みの設定、2.アンケートの設計・実行のそれぞれの課題について滞りなく進めており、次年度において設定した課題へとスムーズに移行出来る状態であるため、当該研究の目的達成にむけておおむね順調に進展していると考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度においては、前年度の研究計画において明らかになった結果をさらに精緻化することを主な目的とする。そのため、前年度の実態調査および統計調査において不足した部分を追加調査し、理論・実証分析のための分析枠組みの設定および基本仮説の構築を進める。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
主に次の3点について使用計画を立てている。1.実態調査における関係者のインタビューとその取りまとめ、統計数値による実態把握のための調査資料の収集・購入、2.調査研究旅費および研究打ち合わせのための旅費、3.国内外での研究成果の発表のための費用。主に前年度の実態調査結果の考察と追加インタビュー調査・仮説構築および研究成果の還元について配分を計画している。
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Research Products
(6 results)