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2011 Fiscal Year Research-status Report

エレクトロスプレーデポジションにおける包括的数値解析手法の開発

Research Project

Project/Area Number 23760070
Research InstitutionThe Institute of Physical and Chemical Research

Principal Investigator

王 盛  独立行政法人理化学研究所, ものづくり高度計測技術開発チーム, 研究員 (20501795)

Project Period (FY) 2011-04-28 – 2013-03-31
Keywordsエレクトロスプレー / 堆積特性 / 流体力学 / 数値解析 / マルチフィジックス
Research Abstract

昨年度、エレクトロスプレーデポジションにおける包括的数値解析手法の開発"というテーマの研究は計画通り順調に進められた。提案するESDのための包括的な数値シミュレーション技術には、次の4つのプログラムが含まれる:1、コーンジェット速度と母液滴情報を取得するために、試料液用のナビエストークスシステムと、電位用のラプラスの方程式を組み合わせたプログラム。2、速度と温度分布を評価するための液体ジェットフローを含む周囲のガス用のプログラム。3、静電界シミュレーション用のプログラム。4、特定の堆積プロセスをモデル化し、堆積特性を評価するために、液滴の軌跡を追跡するためのラグランジュプログラム。これまでのところ, プログラム 1、2 および 3の開発に成功している。プログラム 1プログラム1から,母液滴の情報(質量、直径、電荷と位置)およびジェット速度を得た。ジェット速度を入力データとして用い、プログラム 2で流場の速度分布と温度分布を発生させる。そしてプログラム 3から,静電ポテンシャル場を得た。プログラム 4 は現在開発中で6月には完成する予定である。その後、母液滴の情報を使って, 静電ポテンシャル場および流場の速度分布と温度分布, 当プロジェクトの最終目的であるエレクトロスプレーの堆積特性がシミュレート(計算)できるようになる。。これまでに, 当プロジェクトの得られた結果は第8回日韓熱流体工学会議で出版され,雑誌international journal Particuologyへの投稿が受理された。さらに7月に開かれる10th WORLD CONGRESS ON COMPUTATIONAL MECHANICS (WCCM 2012)のカンファレンスペーパーも提出した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

1: Research has progressed more than it was originally planned.

Reason

このプロジェクトのために、合計4つのプログラムが2年以内に開発されなければならない。昨年度中に3つのプログラムの開発が完了し、4つ目のプログラムが現在開発されていて7月には完了する予定である。4つのプログラム開発が完了した後、それらを有機的に一体化する。これまでに、以上の成果が順調にあがっていて、目標の半分以上はすでに達成されている。

Strategy for Future Research Activity

平成24度は、クーロン核分裂モデル、輸送モデル、および蒸発モデルを含むプログラム 4 を開発する。次に、これら4つのプログラムをそれぞれを開発した後、有機的に一体化する。プログラム1 -3 の出力データをもとに、当プロジェクトの最終目的であるエレクトロスプレーの堆積特性をプログラム 4 から得ることができる。ソフトウェアキットの妥当性と精度は、実験データと比較することによって検証する。得られた結果を取りまとめ、成果の発表を行う。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

1、7月に開かれる10th WORLD CONGRESS ON COMPUTATIONAL MECHANICS (WCCM 2012)のカンファレンスとJSME学会の参加費(60万); 2、ESD計算用のPC(35万);3、論文の発表の費 (20万)。2011年度予算の60,258円使用しませんでした。理由は以下です:我々は2012年の三月初めに約60,000円の装置を実際に注文しました。私は、その装置は2011年度予算の利用を考慮して、2012年の3月23日より前に配達された方がよい、と理研・外部資金部推進課から連絡をもらいました。当初、この装置の販売会社はそれを約束しました。しかしながら、その会社の担当者は我々に配達日を4月1日に延期せざるを得ないことを伝えてきました。そして私たちは注文を取り消しました。しかし、その後に我々は配達日が4月1日に延期されてしまっても、2011年度予算の使用上問題ないことを確認しました。そこで私たちは再注文をしようとしました。しかし何らかの手順ミスで我々の注文は成功しませんでした。しかし私は我々の注文がされてないことを全く知りませんでした。4月中旬になって私は注文がされていないことに気づきました。しかしながら、それは2011年度予算を使うには遅すぎました。

  • Research Products

    (2 results)

All 2012

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] Numerical simulation of nanoparticle pattern fabricated by electrostatic spray deposition2012

    • Author(s)
      Wei Wei, Sheng Wang, Zhaolin Gu, Takeshi Fukuda, Kiwamu Kase, Jungmyoung Ju, Yutaka Yamagata and Yusuke (Sheng Wang is corresponding author)
    • Journal Title

      Particuology

      Volume: in press Pages: 1,5

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] Development of comprehensive numerical simulation methodology for electrostatic spray deposition2012

    • Author(s)
      Wei Wei, Sheng Wang, Zhaolin Gu, Kiwamu Kase, Yusuke Tajima, Takaaki Orii, Hideaki Takaku, Noboru Imai, Jungmyoung Ju and Yutaka Yamagata (Sheng Wang is corresponding author)
    • Organizer
      The Eighth KSME-JSME Thermal and Fluids Engineering Conference
    • Place of Presentation
      Incheon, Korean
    • Year and Date
      Mar. 18-21, 2012

URL: 

Published: 2013-07-10  

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