2013 Fiscal Year Annual Research Report
トレンド可視化法へのグラフ統合とルールマイニング適用による時系列因果関係の表出化
Project/Area Number |
23760358
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
佐賀 亮介 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (10509178)
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Keywords | 情報可視化 / 情報システム / 知識処理 |
Research Abstract |
本研究では、時系列テキストデータ可視化手法であるFACT-Graphに対して、グラフ合成系列頻出マイニング手法を適用することで、時系列因果関係ネットワークの表出化を目指す。FACT-Graphは大域的トレンドの可視化に有用である。しかしながら、一見重要そうでないが実は重要なキーワードの抽出が正確に行えない点やキーワードが他のキーワードにどのように影響しているか、因果関係を把握することができないといった問題点がある。 そのため、時系列データの分割法により、大局的には抽出しにくい局所的に表れるキーワードの抽出を行い、また、グラフ統合を行った。時系列データ分割には、等分割法の他、構造変化点抽出法を用いている。 また、因果関係を把握するために、テキスト内のキーワード群から要因モデルを作成する方法を提案した。また、テキスト群にあるバイアス(偏り)を軽減するために、要因モデル統合法を提案し、報告を行った。 これらの研究は、論文誌や国内学会、国際学会などで報告されている。
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