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2012 Fiscal Year Annual Research Report

プローブデータによる選択肢集合形成を目的とした非集計モデル推定支援システムの開発

Research Project

Project/Area Number 23760471
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

薄井 智貴  名古屋大学, グリーンモビリティ連携研究センター, 特任講師 (20549448)

Keywordsプローブ調査 / LOS / スマートフォン
Research Abstract

1.プローブデータによる交通サービスレベルデータの補正手法
プローブ調査を容易にするためのプローブ調査アプリケーションの開発を行った.本システムは,スマートフォンのGPSセンサによるプローブ調査を可能にしたアプリケーションで,端末保有者の位置情報(経緯度,日時)を取得すると同時に,端末のセンサを活用し,加速度や向き,角度などのデータも収集可能となっている.本研究では,構築したアプリをインストールしたスマートフォンを,一般市民の乗用車300台(収集期間1ヶ月)に取り付け,プローブカー情報(日時,経緯度等)を収集した.収集したデータは,マップマッチングを行い,リンク旅行時間に変換,DBに蓄積した.このリンク旅行時間蓄積データベースを用いてOD間の道路所要時間をリンクベースで計算することで,より現実に即した道路所要時間を算出することができる.
2.交通サービスレベルデータ生成システムのWeb-API化
OD情報からLOSを作成するプログラムを改良し,Web-APIを構築した.昨年度までに開発していた鉄道探索モジュールは,任意のOD間の鉄道経路情報(駅名,時刻,経緯度,アグレスとイグレスの経路距離と所要時間,鉄道所要時間,利用駅数など)のみであったが,今年度は加えて,起終点の緯度経度から住所を特定するための逆ジオコーディング機能,鉄道運賃の算出,および最寄りバス停までの距離も出力可能にした.鉄道運賃の算出にあたっては,株式会社ヴァル研究所「駅すぱあとSDK」を用いてプログラムで計算し,また,バス停までの距離算出にあたっては,国土数値情報の「バス停留所(点)」情報をベースに,株式会社ヴァル研究所「駅すぱあとWebソリューション」サービスを用いて補正を行った.本研究において作成した個々のWeb-APIは,現在,東京大学空間情報科学研究センター「人の流れプロジェクト」において一部公開している.

  • Research Products

    (3 results)

All 2012

All Journal Article (2 results) Presentation (1 results) (of which Invited: 1 results)

  • [Journal Article] 観光プローブ調査による満足度と行動量の関係-加賀温泉郷を例として2012

    • Author(s)
      生形嘉良,薄井智貴
    • Journal Title

      土木計画学研究・講演集

      Volume: Vol.46 Pages: CD-ROM

  • [Journal Article] 空間統計的解析手法を用いた歩行者GPSデータの補正アルゴリズムに関する研究2012

    • Author(s)
      薄井智貴,山本俊行
    • Journal Title

      土木計画学研究・講演集

      Volume: Vol.45 Pages: CD-ROM

  • [Presentation] 徒然なるままに誤差と戦う2012

    • Author(s)
      薄井智貴
    • Organizer
      第7回IEICE・HCGヒューマンプローブ研究会
    • Place of Presentation
      名古屋大学
    • Year and Date
      20120605-20120605
    • Invited

URL: 

Published: 2014-07-24  

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