2012 Fiscal Year Research-status Report
QPRTノックアウトマウスを用いた真正ナイアシン欠乏症とその発症機構の解析
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23780140
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Research Institution | The University of Shiga Prefecture |
Principal Investigator |
佐野 光枝 滋賀県立大学, 人間文化学部, 助教 (20524911)
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Keywords | キノリン酸 / ナイアシン / ノックアウトマウス / NAD経路 / 欠乏症 |
Research Abstract |
平成24年4月1日から平成25年3月31日まで長期在外研修を取得してフランス国立農学研究所に研究留学していたため,平成24年度に予定していた研究は中断していた.しかし留学先では,GC/MSを使った血漿中のキノリン酸の高感度の測定方法の開発を行ったので,これを本研究に用いることで研究の発展が期待できる.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
平成24年4月1日から平成25年3月31日まで長期在外研修を取得してフランス国立農学研究所に研究留学していたため,平成24年度に予定していた研究は中断していた.在外研修先では申請者の所属先では出来ない実験を優先したこと,本研究に必要なノックアウトマウスを移送して実験を続けることが設備的に無理だったことから,平成24年度に予定していた実験は平成25年度に行う予定である.
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Strategy for Future Research Activity |
平成23年度にメタボローム解析を行った結果,ナイアシン欠乏状態で影響を受ける代謝経路について,個々に関連する物質の血液や組織中含量を測定し,代謝経路に関連する遺伝子の発現などを調べることで生体へのナイアシンの機能を明らかにする.
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
申請時の予定どうりに以下のように研究費を使用する予定である. 物品費(85万円):繁殖用マウス,マウス飼育に関して必要な消耗品(ケージ,餌,床敷,消毒液など),HPLC用カラム,試薬,抗体,プラスチックチューブなどの実験消耗品,ガラス器具など 旅費(5万円):成果発表のための学会発表旅費 人件費・謝金(20万円):データ解析,実験補助者への謝金 その他(20万円):DNAシークエンス解析,プライマー合成費,論文投稿費
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Research Products
(1 results)