2011 Fiscal Year Research-status Report
PBCの骨粗鬆症発症にはPBCの病態を形成する免疫細胞による破骨細胞分化が関わる
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23790816
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
天野 克之 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (70424645)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | 原発性胆汁性肝硬変 / 破骨細胞 |
Research Abstract |
@免疫細胞が破骨細胞の分化、アポトーシス、機能に及ぼす影響の解析§PBC症例の免疫細胞の破骨細胞分化に影響するサイトカイン産生動態の検討:PBC症例および健常人の末梢血より比重遠心法にて単核球分画を得て、MACSによりCD3抗体を用いT細胞、CD19抗体を用いB細胞、CD304、CD141、CD1c抗体を用い樹状細胞(DC)を分離、さらにT細胞分画からTh1(Tim-3陽性)、Th17(CD161陽性)、Treg (Foxp3陽性)各サブセットを、B細胞分画からメモリーB細胞(CD27陽性)を、それぞれF
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初の研究計画では*破骨細胞のアポトーシスへの免疫細胞の影響の評価*破骨細胞の骨吸収機能への免疫細胞の影響の評価を行う予定であったが、この2項目については実施することが出来なかった。その原因は実験進行の遅延にあるため、次年度は時間的に効率の良い実験計画をたてて臨みたい。
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Strategy for Future Research Activity |
前年度の繰越し課題となった*破骨細胞のアポトーシスへの免疫細胞の影響の評価*破骨細胞の骨吸収機能への免疫細胞の影響の評価を先ず遂行し、これらの実験に前年度繰越金となった303,889円を使用する。さらに、破骨細胞、Th17、Th1、DC、Tregの混合培養環境に種々の濃度のビタミンDを添加し、ビタミンDが免疫細胞の破骨細胞への作用に及ぼす影響を解析する
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
@ビタミンDが免疫細胞の破骨細胞への作用に及ぼす影響の解析 活性型ビタミンDでCD14陽性骨髄型DCを処理すると、Th1細胞を抑制する制御型DCが誘導される。破骨細胞分化抑制作用があるTh1細胞の抑制は、骨粗鬆症の発症予防の観点からは好ましくない。一方、制御型DCはTreg誘導を介して破骨細胞分化を抑制する可能性もある。 そこで、ビタミンDが免疫細胞の破骨細胞への作用に及ぼす影響を包括的に解析するため、前年度の研究で用いた破骨細胞分化アッセイ系に、骨髄型DC、Th1、Treg、Th17を混合培養し、骨粗鬆
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