2012 Fiscal Year Research-status Report
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23791410
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
木戸 晶 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (80595710)
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Keywords | MRI / 磁化率効果 |
Research Abstract |
前年度までに、1.5T装置においてファントムでの良好な画像が得られ、頭部MRIでもECR効果が確認されていた。このため、昨年度は、上記と同様のECR imaging用の特殊ファントムを用いて実験を行った。ファントム上は、1.5T同様、ECRの違いによる信号の変化が認められ、適切なシーケンスであると考えられたので、次に腹部での実験を行った。 最初のボランティアにおいて、腹部手術後のボランティアにおおいて、手術創部に信号変化のある可能性が示唆されたが、創傷の範囲が小さく、ROIを囲んで測定するには値が安定しないこと、motion artifactが強いことから、評価の再現性・安定性については低い可能性が考えられた。このため、腹部における腫瘤性病変と正常組織間でECR値に違いが出るか検討を行った。対象として、子宮筋腫、腎細胞癌で撮像を行った。まだ少数であるため、統計的な値は出していないが、それぞれに腫瘤部位でのECR効果の出る可能性は示唆された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
当初計画していたECR効果の評価については、上記(研究実績の概要)のような問題点があった為、線維化の評価は困難と判断した。 そのため、腫瘍に対する評価へ方向転換し、そこから撮像被験者の募集を開始したため。
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Strategy for Future Research Activity |
当初計画していた線維化におけるECR効果の評価は難しい可能性があり、腫瘤の評価へ方向転換した。 今後は、腫瘤(腫瘍)のある患者においてECR効果の有無、程度につき検討を行う。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
昨年度から今年度にかけての成果発表に対する費用
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