2011 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
23791986
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
宮田 学 岡山大学, 大学病院, 助教 (00548505)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | 3Dテレビ / スラント感覚 / Listing面 |
Research Abstract |
1. 3Dテレビを用いた立体感覚の定量的解析健常者を対象にして、frame sequential方式の民生用3Dテレビ上にランダムの順で種々の交差性視差を有する指標を提示し、それにより誘発される立体感覚を被験者に表現してもらうことにより定量した。2. 上下回旋斜視のListing面の評価上下回旋斜視を対象にしてsynoptometerを用いてListing面を定量した。現在英語論文を投稿中である。3. スラント感覚上下回旋斜視を対象にして独自に作成したデバイスを用いてスラント感覚を定量している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
3Dテレビの知覚を定量する方法を考案し、健常者を対象に行い、結果を得た。上下回旋斜視におけるListing面の評価も行えた。
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Strategy for Future Research Activity |
1. 3Dテレビを用いた立体感覚の定量的解析本実験法より実際の3D映像の見え方を確認することが可能であり、今後は上下回旋斜視症例に応用することで、これまで知られていなかった3Dテレビにおける視空間覚の一面を評価することが可能である。2. スラント感覚今後もスラント感覚の定量を行い、症例数が集まり次第英語論文で発表していく予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
初年度の研究費で、ある程度の環境整備は整ったので、残りの必要な備品・旅費・論文校正費などに使用する予定である。
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