2013 Fiscal Year Research-status Report
高齢女性がん患者の背部マッサージによる倦怠感緩和効果の検証
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23792573
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Research Institution | Mie Prefectural College of Nursing |
Principal Investigator |
藤田 佳子 三重県立看護大学, 看護学部, 講師 (30341241)
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Keywords | がん / 症状緩和 / マッサージ / 高齢者 / 看護技術 |
Research Abstract |
本研究は、高齢女性がん患者の背部マッサージによる倦怠感緩和効果の検証するために第1段階「健康な成人女性に対する背部マッサージによる倦怠感緩和効果の検証」、第2段階「健康な高齢女性に対する背部マッサージによる倦怠感緩和効果の検証」、第3段階「高齢女性がん患者の背部マッサージによる倦怠感緩和効果の検証」を行う。 本年度は、第2段階「高齢女性を対象とした背部マッサージによる倦怠感緩和効果の検証」を現在も実施中である。生理学的指標として体温、心拍、血圧、呼吸数、SPO2、自律神経活性、唾液アミラーゼ活性を測定し、心理学的指標としてPOMS(Profile of Mood States),BFI(Brief Fatigue Inventory)を測定する。今後、高齢女性の対象者を増やすために地域の婦人部に研究協力を依頼し、対象者数を増やす予定である。また、平成26年9月からは、第3段階「高齢女性がん患者の背部マッサージによる倦怠感緩和効果の検証」に取り組む予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
第1段階の研究「健康な成人女性に対する背部マッサージによる倦怠感緩和効果の検証」の時点で、埼玉県の大学に所属しており、東日本大震災の影響により実験で借用する多機能心電計の借用困難、計画停電による機器の使用困難および環境調整困難な状況であった。それゆえ、実感開始時期が遅れ、現在も第2段階「高齢女性に対する背部マッサージによる倦怠感緩和効果の検証」を行っている状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度8月までに第2段階「高齢女性に対する背部マッサージによる倦怠感緩和効果の検証」の実験を行う予定である。その後、本学の関連病院と打ち合わせを行い、第3段階「高齢女性がん患者に対する背部マッサージによる倦怠感緩和効果の検証」を行う予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
平成23年度4月~平成25年度3月まで、研究者は埼玉県内の日本保健医療大学に所属していた。平成23年度は東日本大震災の影響により、実験で借用する多機能心電計の借用困難、計画停電による機器の使用困難、環境調整困難などが重複し、実験を開始できる状況ではなかった。実験計画を第1段階~第3段階まで1年毎に計画していたが、1年遅れで実施している状況にある。そのため、実験協力者への謝礼や実験補助のアルバイト代金、実験器具の借用代金が次年度使用額として生じている。 今年度は、第2段階「高齢女性の背部マッサージによる倦怠感緩和効果の検証」の続きおよび第3段階「高齢女性がん患者の背部マッサージによる倦怠感緩和効果の検証」の実験を実施するため、実験協力者への謝礼代\30,000、実験補助のアルバイト代金\165,600、多機能心電計の借用代金\240,000を使用する予定である。
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