2011 Fiscal Year Research-status Report
在宅療養支援における個人情報管理行動自己評価尺度の開発
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23792685
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
長岡 真希子 秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (40333942)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2013-03-31
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Keywords | 医療・福祉 / 看護学 / 地域医療連携 / 在宅療養支援 |
Research Abstract |
本研究の目的は,在宅療養支援における適切な個人情報管理について,在宅療養支援に関わる職員各々が連携を阻害せず実状に見合った具体的な対策が実施できるよう,「在宅療養支援における個人情報管理自己評価尺度(仮称)」を開発することである。責任者,管理職問わず,どの職員でも具体的な個人情報保護対策が実施可能となる尺度の構成要素を検討し,「在宅療養支援における個人情報管理自己評価尺度(仮称)」を開発する。尺度開発にあたっては,質問項目の設定および内的妥当性の検討・修正の後,病院の退院支援部門の職員,居宅介護支援事業所の居宅介護支援員に対し調査を実施し,信頼性と妥当性を検証したいと考えている。 平成23年度の実施状況としては,これまで調査したデータや先行研究をもとに尺度の構成要素を統計的分析によって検討した。さらに専門職および有識者から助言を得て内容の吟味に当たった。その結果,現段階では所属組織における管理的要素が含まれる「管理項目」と職員個々の「行動項目」に分類され,「管理項目」21項目,「行動項目」18項目が抽出された。当該年度ではこの結果をもとにさらに項目の表現の精選,プレテストによる項目および質問紙の精選,全国調査を実施する予定であったが,平成23年3月に起こった東日本大震災の影響により,聞き取り調査を予定していた専門職および有識者が在住する地域の被災状況やその後の社会情勢の不安定な状況等により,調査の実施までには至らなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成23年度は,これまで調査したデータや先行研究をもとに尺度の構成要素を統計的分析によって検討し,この結果をもとにさらに項目の表現の精選,プレテストによる項目および質問紙の精選,全国調査を実施する予定であったが,平成23年3月に起こった東日本大震災の影響により,聞き取り調査およびプレテストを予定していた専門職および有識者が在住する地域の被災状況やその後の社会情勢の不安定な状況等が生じた。そのため一部の聞き取り調査とプレテストができず,尺度に必要な項目の確定,全国調査の実施までに至ることはできなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
平成23年度はプレテスト,聞き取り調査,全国調査を実施する予定であったが,平成23年3月に起こった東日本大震災の影響により,聞き取り調査およびプレテストを予定していた専門職および有識者が在住する地域の被災状況やその後の社会情勢の不安定な状況等が生じた。そのため一部の聞き取り調査とプレテストができず,尺度に必要な項目の確定,全国調査の実施までに至ることはできなかった。 平成24年度は,東日本大震災の被災地域の状況を十分に加味しながら専門職および有識者からの聞き取り調査,プレテストを行い,「在宅療養支援における個人情報管理自己評価尺度(仮称)」の尺度に必要な項目の設定と質問紙の作成,全国調査の実施を行いたいと考える。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
平成24年度は,主に聞き取り調査に対する出張費,プレテストおよび全国調査時の印刷,郵送費で研究費を使用する予定である。さらに調査結果の集計,分析を実施し報告書を作成する予定である。
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