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2012 Fiscal Year Research-status Report

施設利用をする高齢者の家族が介護を継続する中で抱く思いに関する研究

Research Project

Project/Area Number 23792734
Research InstitutionKobe City College of Nursing

Principal Investigator

清水 昌美  神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (30404891)

Keywords施設介護 / 家族介護者 / 高齢者看護
Research Abstract

本研究の目的は、施設を利用する高齢者の家族がどのような思いで施設利用を決断し、施設での介護を継続する中で抱いている思いを探究し、家族支援のあり方を検討することである。
老人介護保険施設への面会を継続している65歳以上の家族介護者かつ施設利用者の配偶者2名に、半構造化インタビューを実施した。インタビューは、要介護者とその配偶者との関係性、施設利用までの経緯やその後の経過など、研究参加者の介護継続にかける思いを包括的に捉えることを意図し、話された内容の確認を含め1人に複数回行った。1事例については、インタビューの依頼を予定していた時期に研究参加者の配偶者である施設利用者が体調不良となり、予定通りインタビューが行えなかったが、このような事例が施設利用者とその家族の現状理解の一助となっている。現時点でインタビューを終えている2事例については、事例ごとに分析をすすめ、入所への思い、配偶者や職員への思い、自身の願い、今後についての思いを柱とするストーリーが構成された。うち1事例については、日本老年看護学会第18回学術集会で発表予定である。
H25年度は、引き続きインタビューを行い、個々の事例の統合を行う予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

平成24年度に予定していた対象者へのインタビューについて、対象者の家族(配偶者)である施設利用者が体調不良により入院となり、再調整が必要となった。そのため、その後のインタビュー予定も変更を余儀なくされた。

Strategy for Future Research Activity

平成25年度の研究計画を以下に示す。
1.5~10月:【インタビューによるデータ収集および分析】3~4名を目標にインタビューを実施するとともに、データ分析を行う。
2.6月:【事例の学会発表】平成24年度に行った事例について老年看護学会で発表し、学会参加者から助言を得て分析内容の修正を行う。
3.11~1月:【データ分析および考察】事例を統合し、中心となるテーマを導き出す。考察の柱を立てる。
4.2~3月:【研究のまとめ】考察を深め、研究報告書を作成する。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

1.学会への参加:研究報告を行うとともに、最新の知見を得る。
2.データ起こしの依頼
3.関連書籍の購入

  • Research Products

    (1 results)

All 2013

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 施設を利用する妻への面会を続けるA氏が介護を継続する中で抱く思い2013

    • Author(s)
      清水昌美
    • Organizer
      日本老年看護学会第18回学術集会
    • Place of Presentation
      大阪
    • Year and Date
      20130605-20130606

URL: 

Published: 2014-07-24  

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