2012 Fiscal Year Annual Research Report
中性子照射研究に適したセラミックス基モデル複合材料の作製とその界面特性評価
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23860068
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Research Institution | Japan Atomic Energy Agency |
Principal Investigator |
小沢 和巳 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 核融合研究開発部門, 研究員 (80613330)
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Project Period (FY) |
2011-08-24 – 2013-03-31
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Keywords | 炭化ケイ素基複合材料 / ミニコンポジット / 引張強度特性 / ヒステリシスループ解析 / 単繊維押し抜き試験 |
Research Abstract |
核融合炉構造・機能材料として先進SiC/SiC複合材料の使用を実現させるためには、複合材料の破損挙動を支配する界面力学特性の系統的な評価が照射の有無にかかわらず必須となる。モデル複合材料(ミニコンポジット)はその小さな試験片寸法と、界面力学特性や実効繊維強度が理論的かつ統計的に解析可能であること等から、複合材料の照射研究にとって非常に魅力的なものである。本研究では、中性子照射に適したよりサイズの小さいミニコンポジットを作製しつつ、熱分解炭素界面相を有するSiC/SiC複合材料系の非照射状態における界面力学特性と微細構造との相関の系統的な解明を最終的な目的としている。本年度の主たる成果は以下の通りである。(1) トゥ・ツイスティングにより、これまでより断面積のより小さく、試料間のばらつきも少なく、比較的低コストな先進SiC繊維強化ミニコンポジットを作製した。(2) 複合材料の除荷・再負荷サイクル引張強度試験と単繊維押し抜き試験を引き続き実施し、引張特性・界面強度特性データを拡充した。(3) 単繊維押し抜き試験による局所力学的な評価による界面相厚さの影響を再確認するとともに、サイクル引張試験により生じるヒステリシスループを用いた解析においても、界面摩擦強度を定性的に評価ができることを明らかにした。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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